布選びのポイント~初心者でも扱いやすい素材とは?

洋裁はじめの一歩
はじめの一歩

布選びのポイント:初心者でも扱いやすい素材とは?

洋裁を始めてしばらく経つと、
少しずつ「自分で布を選びたい」と思い始めた方も多いのではないでしょうか?

布選びは洋裁の楽しみの一つですが、
種類が多すぎてどれを選べばよいのか迷ってしまうこともあります。

今回は、初心者でも扱いやすく、縫いやすい布の種類や特徴を詳しく解説します。

ぶたぺこり

1.初心者におすすめの布の種類とは?

布選びは「これで大丈夫?」と不安になるポイントのひとつ。
特に「縫いやすい布」を選ぶことは、完成度を大きく左右します。
そこで、扱いやすさを基準におすすめの布を紹介します。

① 綿・綿(ポリエステル混)

綿は、最も手に入りやすく、初心者におすすめの布の代表格です。
薄すぎず厚すぎず、ミシンでも手縫いでも扱いやすいのが特徴。
特に、シーチングはハリがあるので布がよれにくく、縫い目がまっすぐにしやすいです。

おすすめの用途
・ブラウス、ワンピース、エプロン、バッグの裏地など

ポイント
・アイロンがかかりやすく、縫いやすい
・リーズナブルな価格で手に入りやすい

オックスフォード(オックス

綿よりやや厚みがあり、しっかりとした生地感が特徴。
ほつれにくく、直線縫いが安定しやすいので初心者向けです。
シワになりにくく、お手入れが楽なのも魅力。

おすすめの用途
・トートバッグ、ポーチ、カジュアルな洋服

ポイント
・しっかりした質感で扱いやすい
・強度があり、バッグなどのアイテムにぴったり

ダブルガーゼ

ふんわり柔らかく、肌ざわりがいいので、赤ちゃん用品やナチュラルな洋服づくりに人気の素材。
縫いにくそうに見えますが、実は意外と大丈夫。
しっかりアイロンをかけてから縫えば、よれにくくなります。
とはいえ注意は必要です

おすすめの用途
・ベビー用品、ガーゼハンカチ、マスク、パジャマ

ポイント
・アイロンでしっかり押さえながら縫うときれいに仕上がる
・柔らかい仕上がりで肌ざわりが抜群

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ブタわい

2.避けたほうがいい布とは?

慣れないうちは避けたほうがいい布もあります。
これらの布は扱いにくいだけでなく、縫い目がずれやすかったり
ミシンのトラブルを引き起こしやすいものです。

伸縮性の高いニット生地

Tシャツなどに使われるストレッチのある生地は、
ミシンで縫うときに伸びてしまい、形が崩れやすくなります。
専用のミシンや伸縮性のある糸を使えば縫えますが、
初めての場合は、少しハードルが高いかもしれません。

② シルクやサテンなどの滑る生地

光沢のある美しい生地は憧れますが、
非常に滑りやすく、縫うのが難しいのが難点。
ピンでしっかり止めてもずれてしまうことがあり、ちょっとストレスかも。

厚手のデニムやキャンバス

「しっかりしたバッグを作りたい!」と考えると厚手の生地を選びたくなりますが、
家庭用ミシンでは針が折れてしまったり、縫い目がガタガタになりやすいことも。
まず薄手のデニムやオックスフォードから慣れるのがおすすめです。

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ブタイマイチ

3.こんな選び方

あれがいいこれがいいとはいっても、結局は自分の好みのものを選ぶのが一番

自分なりの法則を決めて、選んでみたらどうでしょうか?

ちなみに私は、こんな感じです。
あくまでも参考に(基本は綿素材です)

  • リバティ・・・全般的に好きですが、特に花柄や植物系が○
  • ひまわり・・・見るだけで気分が上がるので、ついつい買ってしまう
  • レース・・・これはもうしょうがないよね・・・アンチエイジング的な💦
  • てぬぐい・・・縫いやすいし扱いやすい。両端が耳で加工しやすい。実用的
  • ギンガム・・・定番なので、どんなものにも合わせやすい
  • 黒・・・普段使いの小物、洋服、持ち物が黒が多いので、ついつい
  • リネン・・・これは綿麻ですが、ていねいな暮らし風になりたくなる(笑´∀`)
布
布
ブタぶひ

4.まとめ

布選びは洋裁の第一歩。
まずは、扱いやすい布を選ぶことで、ミシン作業がぐっとスムーズになります。

ポイント:

  • 初心者におすすめの布は シーチング等の綿素材、オックスフォード、ダブルガーゼ
  • 伸縮性のある布や滑る生地、厚すぎる布は初心者には不向き
  • 布選びのポイントは 縫いやすさ、扱いやすさ、用途に合うかどうか
はじめの一歩

暖かくなり、どうやら春がやって来そうなので、
そろそろ布でも買いに行きましょうかね~

ブタ買い物

ではまた♪

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