【研修レポート】家庭用ミシンの難しさを越えていこう♪

洋裁講座

ただ技術を教えるだけでなく、次世代の指導者を育てること

これは、洋裁講師として、この何十年と携わってきた身としての
重要な目標としています。

私自身も60代に入り、後進指導には一層力を入れていきたいと考えるようになり、
昨年くらいから、アシスタント2人に講座の進行を任せる機会を増やしてきました。

今回は、その研修の様子をちらっとお届けしたいと思います。

ブタ先生

実力

アシスタントといっても、長年洋裁に携わってきていますので、
基本的な技術や知識はしっかりと身についています。
講座の補助はもちろん、私がうっかりしていることもしっかりとフォローしてくれたりと
とても頼りになります

受講生のみなさんにも分かりやすく教えることができています。
それを、もっと成長させ、進化させていきたいと考えています。

ぶたぺこり

挑戦

講座も年数を重ね、それに従って受講生のみなさんの実力も上がってきます
最近では、難しい質問も受けることも多くなってきました。

そのため、瞬時に、高度な技術や複雑な作業を、より分かりやすく伝える、
ということが求められてきます。

できることと教えることは、やはり違って、難しいものです。
それにもだんだん対応できるようにと、先月より研修を取り入れることにしました。

今回の研修では、襟のつけ方をテーマに選びました。
この技術は、本などには簡単に書いてあるだけで、くわしくは書いてありません。
実際やってみると、なかなか思ったようなクオリティには仕上がらないものの一つです。

また自分ができればいい、ということではなく
受講生のみなさんに無理なく、そして手間をかけず、できるだけシンプル
さらに出来映えも重視・・・となると、ちょっと難しくなります。

まず襟の構造や種類、それぞれのつけ方について、説明しました。
図解や写真などを活用しながら、分かりやすく伝えられるよう工夫しました。

説明が終わったら、いよいよ実践練習です。
一つ一つの手順を丁寧に、そして、受講生の立場に立って作業をすることを重視していきます。

ぶた考える

家庭用ミシン

彼女たちは普段職業用ミシンを使用しているため、家庭用ミシンには不慣れです。
しかし、講座の受講生のみなさんは家庭用ミシンを使っているため、
その練習も兼ねています。

研修

家庭用ミシンの特有の操作性や微調整の難しさに戸惑いながらも、
一生懸命に取り組みました。
その経験を通じて、家庭用ミシンの難しさを改めて知り、
受講生の立場に立って教えることの大切さを学んでくれたらなぁと←希望。

ブタへー

研修の様子

まずは、基本的なスタンドカラーのつけ方を、手順を追って説明し、
その後、実際に作業に取り組みました。

もちろん、彼女たちは、洋服作りにしても襟付けにしても慣れているので、
自分のやり方でやるのは、全く問題ありません。

ただこれを誰かに伝え、しっかりと仕上げてもらう、という観点に立つと
ちょっと戸惑いもあったかと思います。

研修
研修

しかし、すぐにコツを掴んで、きれいに仕上げることができました。

ぶたロール

今後の展望

研修は始まったばかり、まだまだ伝えたいこ、学ぶべきことは多いですが、
これからもサポートを続けていきたいと思います。
受講生のみなさんたちにとっても、2人がより多くの技術を習得し、
自信を持って指導にあたる姿を見せることが、良い刺激になることでしょう。

私としては、ただ技術を伝えるだけでなく、
その技術を次の世代に継承することにあると考えています。

次回の研修では、さらに高度なテクニックに挑戦する予定です。
彼女たちが自信を持って講座を進行できるようになる日が楽しみです。
そして、私自身も新たな挑戦を続けながら、彼女たちの成長を見守りたいと思います。
さらに、この研修の参加者が増えてくれたら・・・という野望も密かにあるのですがwww

最後に、復習も兼ねて、小物も作りました。
簡単なものも、受講生の立場に立ってやってみると、
いろいろと発見もあるものだと、改めて感じました。

研修
研修

これからも、共に成長していく様子をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!

ぶたひまわり

梅雨明けし、異常な暑さの日々が、これからほぼ2ヶ月くらい続きます。
とにかく、気を確かに!体調だけを考えて、そして楽しい予定もちょいちょい挟みつつ
楽しんで暮らしていきましょう(^_^)b

ブタペットボトル

ではまた♪

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