なんとなく気になっている「手作り」や「洋裁」。
でも、ミシンを使うのって難しそうだし、何から始めていいかわからない……。
それでも気になっているのであれば・・・まずははじめてみましょう。
今回は、洋裁の楽しさや、ミシンを使ったやさしいものづくりのはじめ方を、
ふんわりとした気持ちでお届けします。
あなたの「やってみたい」という気持ちが、今日、少しだけ形になる。
そんな手づくりの時間のはじまりを、いっしょに楽しんでいきましょう。

洋裁の楽しさとは?
洋裁の魅力は、なんといっても「自分の好きな布で、世界にひとつだけの作品が作れること」です。
お店ではなかなか見つからないデザインでも、自分で作れば思いどおり。
自分のものだけではなく、ご家族のために、心をこめて手作りするのも素敵ですね。
何かを作りあげたときの達成感は、ちょっとした感動です。
もちろん、思い通りのデザインに仕上げるまでには、少しの頑張りも必要ではあります。
まずは、小さな作品から(^_^)v
それでも、その喜びはきっと感じられますよ。
「買った方が安いし、手軽!」
そんなふうに言われることもあるかもしれません。
たしかに今の時代、お金を出せば、おしゃれで素敵な洋服や小物が簡単に手に入ります。
手の込んだものですら、驚くほど手ごろな価格で売られていることもあります。
もちろん、それが悪いわけではありませんし、そういう選び方もとても便利で素敵なことです。
でも――それとは少しちがう、「作りたいから作る」という気持ち。
自分の手で、少しずつ形にしていく時間も、
またとても豊かで、かけがえのないものだと思うのです。

初めてのミシン、これだけは知っておこう
ミシンを使うのが初めてでも、基本を押さえれば大丈夫です。
たとえば、「直線縫い」や「返し縫い」といった基本の縫い方を覚えるだけで、
できることがぐんと広がります。
必要な道具も、特別なものはありません。
ミシンのほかに、糸や針、ハサミ、メジャーなどがあればOK。
最初は、ミシンの音や動きにちょっとドキドキするかもしれませんが、
すぐに慣れていきますよ。
もし動かなくなったり、糸がからまったりしても、
よくあるトラブルなので心配いりません。
落ち着いて対処すれば大丈夫です。

まずは簡単なアイテムを作ってみよう
「巾着袋」や「シンプルなトートバッグ」は、まっすぐ縫うだけで作れるので
初心者の方にもおすすめですが、
それでもちょっと難しそう…と感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、もっともっと簡単に作れて、
達成感もある小物から始めてみるのも良い方法です。
たとえば、「四角い布を縫うだけのコースター」や「ちょこんとかわいい布のピンクッション」など、あっという間に完成する作品もたくさんあります。
「まずはミシンの音に慣れる」
「1つ作ってみて成功体験を得る」
――それだけでも十分立派な一歩です。
自分に合ったスタートラインから、無理なく始めていきましょう。

これからのステップ
少しずつ慣れてきたら、次はもう一歩ステップアップしてみましょう。
たとえば・・・
ボタンをつけてみる
小さなポケットをつけてみる
――そんな小さなチャレンジの積み重ねが、いつの間にか自信につながっていきます。
さらに慣れてきたら、「型紙」を使って洋服を作ることに挑戦します。
といっても、いきなり難しいことをするわけではありません。
簡単なトップスやギャザースカート、チュニックなど、
ゆっくりと楽しめる作品から始めていきます。
誰もがはじめは、ミシンの前で不安になるものです。
でも、少しずつ覚えて、失敗も繰り返して、
さらに、たくさんの人と洋裁の楽しさを分かち合えるようになっていけば・・・・・・。
これから一緒に学んでいく中で、洋裁の仲間も少しずつ増えていきます。
ひとりでは難しく感じたことも、
誰かと一緒なら「やってみよう」と思えるはず。
一緒に少しずつ成長していきましょう。

洋裁は、決して特別な人だけの趣味ではありません。
ましてや、特別、器用であるとか、根気があるとか、またちょっと地味な性格とか・・・
どんな人であっても、やってみたいと思うなら迷わずやってみたらいいのです。
やってみたい気持ちを大切に、心地よい手づくり生活を少しずつ始めてみませんか?
次回は具体的なミシンワークについてのお話をしていきますね(^_^)v

一緒に(*^_^*)
ではまた♪
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