独学でも大丈夫~洋裁本・ブラックボックスを発見する

洋裁本 洋裁・洋裁本

洋裁本てホント難しい(`・ω・´)

気に入って手に入れた本なのに・・・
デザインも素敵で、写真もきれい
型紙だってついているから、すぐにだって作りたい

でも・・・
ちょっと読んであきらめた
なぜなら
書いてあることが、1ページ目からわからない(◎_◎;)

ブタぶひ

洋裁本の中に隠されているブラックボックスを発見しましょう
限られた紙面の中に、謎めいた箱がたくさん仕込まれています
それを発見し、奥へを切り込んでいく
それが洋裁本攻略への第一歩です

ブタ大丈夫

前回の続きとなります
まだ読んでない方はこちらから⇊

なぜやりはじめてすぐに壁にぶち当たってしまうのでしょうか?

  • 順不同・・・細かい順番がわからない
  • 工程の省略・・・工程と工程の間の作業が書いてない

たいていの人は、やるつもりで気分よく本を買い
一生懸命読んで、書いてある通りにやったのに、全然うまくいかない
また、仕上がりが思ったようにならない

それはなぜ?このような理由なのです

その具体例と共にお届けしていきます

順番がわからない

  1. ○○を合わせて縫って○○する
  2. アイロンをかけて○○を重ねる
  3. ○○したら○○・・・

おおまかな順番は、ちゃんとていねいに書いてありますが
1工程に、作業が2~3個含まれているために
どれからはじめたらいいのかが全く見当がつかないのです

ブタぶひ

工程が省いてある

★持ち手を作る・・・中表に合わせて縫う表に返してステッチをかける

この説明文の中にたくさんのハテナ?があります
特に、この矢印()の間には、いくつもの工程が隠されています

中表→何?
表に返して→どうやって?
アイロンはかける?そのままひっくり返していいの?等々

ここを自分なりに想像し、やってみて、失敗し、もう一度やってみて・・・のくりかえし

慣れている人なら
中表は中に表が来る状態であることもわかるし、
布が厚ければ、縫い代を切り落とした方がいいという事もわかります

でも、初めて挑戦する人には、何が何だかわからない
だからできなくて当たり前なのです

ブタロール

具体例1順番がわからない~ポケットの付け方

★ポケットを作り、つける

まずポケットから作るのかな?

A

洋裁本

B

洋裁本
  1. ポケットを作る
  2. ポケットを縫い付ける

この二つの作業が一つにまとめて書いてあります

また同じ作業でも

  • A・・・一つのイラストにまとめてある
  • B・・・ポケットの工程がある

このように、本によって説明の仕方がまちまちです

ポケットを作る・・・▬作り方は自由、ほかのページを参考、巻末に説明など
ポケットを付ける・・・▬ポケット印をする、裏に力布など

ブラックボックス▬の中身は、どこかに書いてあるかもしれないし、ないかもしれない

ブタぶひ

具体例2やり方がわからない~バイヤステープの意味

★脇線を縫い、縫い代をバイヤステープではさみます

バイヤステープ?

洋裁本
  1. 縫い代は、少し多めに切っておく
  2. 本体を中表に折り、両脇を印通りに縫う
  3. 縫い目と縫い代にアイロンをかけてなじませ、縫い代を切りそろえる
  4. バイヤステープではさむ
    バイヤステープを開き、折り目より・・・
    バイヤステープを折りたたみ、上からステッチ・・・

ブラックボックス▬の中身は、どこにも書いてない事の方が多い

具体例3うまくいかない~持ち手作り

★持ち手を作ります・・・中表に合わせて縫い、表に返してステッチします

表に返す?ひっくり返すってこと?

洋裁本

部分の工程がごっそりと抜け落ちています

  1. 中表にして縫います
  2. 縫い代にアイロンをかけて折ります
  3. 先端の角をはじめに入れておきます
  4. ものさしなどで表に返します
  5. アイロンでまず角を整えて、その後全体を整えます
  6. ステッチをかけます

ブラックボックス(▬)の中身は、自分で想像するしかない

ブタあせあせ

具体例4うまくできない~アイロンかけ

★表と裏を縫い合わせ、縫い代を開いてアイロンをかけます

反対側がぐしゃぐしゃになってしまう

洋裁本

両脇が縫ってあるから平らに広げてアイロンをかけることができません

アイロンかけ用の袖万を使う
アイロンの仕上げ用万十
タオルや古着などで代用する
‥など

ブラックボックス(▬)の中身は、多すぎて伝えきれない

ブタなく

それでも洋裁本をおススメする理由

ブラックボックスが多すぎて、なかなか前に進まない
うまくもできないし、そもそもやる気がなくなってしまう

でも!

反対に、これさえわかれば、こんなに楽しいことはありません
だからこそ、一緒にやっていくのです

独学とは、たった一人で何もかも学ぶという事ではありません
わからないところは、どんなに時間をかけたところで、わからない(◎_◎;)
誰かに聞いたり、試し、そして確認し、答えを導き出していくのです

洋裁本の奥の奥まで、しっかりと切り込んで
このブラックボックスを透明な箱にしていきたい!と
その思いでこのブログを続けています

ブタ講座


いつかまた気軽に集う世の中がきっとやってくるはずです
それまで、自主練あるのみですヾ(≧▽≦)ノ

ではまた♪

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