【研修レポート】試作の話

バック 洋裁講座

あまりに暑かった今年の夏・・・

あおい洋裁の研修もお休みし、10月から新しい題材もはじまるため
ひさしぶりの研修の様子です。

以前の様子はこちらから⇩

さて、次回の講座で扱い予定の「ミニバッグ」。

アシスタントの二人と一緒に試作を重ね、
どのようにすれば皆さんにわかりやすくお伝えできるかを考えました。

バック

講座の受講生の1人からの提案のバックです。
こちらの講座では、洋服作りが主ではありますが、時々このような小物も挟むことで
いいリフレッシュとなっています。

今回は、その様子を書いていきます。

ブタ買い物

皆で考え、皆で作る

今回のミニバッグは、受講生の1人からの提案でした。
元となるバックを参考に、細かいサイズや作り方を考えていきます。
細かいところは、アシスタントの二人とも意見を出し合いながら進めてきました。

バック

「この部分はもっとシンプルにした方がいいかも」
「持ち手の長さ、少し短くしてみようか?長い方がいいかも」
「扱いやすい生地にした方がいいね」
「家庭用で縫えるかな?」

など、色々な意見が飛び交いながら、少しずつ完成に近づいていきます。
それぞれのアイデアを取り入れ、何度も試作を繰り返すことで、
より良い作品が仕上がっていきました。

ブタはーい

試作を通して見えてきたこと

試作を進めていく中で、大切だと感じたポイントがいくつかあります。

  • 工程の分かりやすさ: よりよく理解してもらえるよう、手順を丁寧に説明すること。また、図解や写真の他に、作業途中のものも用意することで、視覚的に伝えやすくする。
  • 材料の選び方: 生地や持ち手の素材を試行錯誤し、家庭用にも耐えられ、扱いやすく、かつ丈夫なものを選ぶこと。
  • デザインのアレンジ: 基本の型を元に、少しアレンジを加えることで、多様なデザインが生まれます。皆さんが自由にアレンジできるよう、複数のバリエーションを準備すること。
バック
バック
ブタ体操

講座に向けて

今回の試作で、講座をより楽しく充実させるためのたくさんのヒントを得ることができました。

基本は帆布を使用したい
家庭用ミシンでは、あまり厚いものは難しくなります。
特に、持ち手や本体と重なり、かなりの厚みが出てしまう箇所も出てきます。
それらをどのようにクリアしていくのかが今回の鍵でした。

薄めで柔らかめ帆布なら大丈夫
帆布にもいろいろあります。
厚さはもちろん、織りの種類も様々で、柔らかめのざっくりタイプから
目の詰まったしっかり固めもあります。
手持ちのミシンの性能にもよりますが
意外といけるかも!ということになりました。

無理はしない
とはいえ、家庭用ミシンですので、限界もあります。
また限界を狙うという、危険なこともNGです。
なんとか無理なく縫える布~帆布にこだわらず、
少し厚めのしっかり目の生地も、選択肢に入れていこうと考えました。

楽しく学びながら満足のいく作品を作れるよう、しっかりと準備を進めています。

ぶたばんざい

布選びに向けて

最後に布地をご紹介。
本体は、帆布または厚めのしっかりめの生地
内側の布は、薄めの綿などで、色味ははっきりしたものを選ぶと
オリジナリティが出て、いいかなーと思います。

こちらは、ビンテージ風の柔らかめの帆布に麻の花柄
それに山吹色の内側を合わせる予定です。

バック

こちらは、グリーンの本体に、隠れキティが見え隠れする布をポケットに
赤のドットが内側布となります。

バック

どちらも、仕上がりが楽しみになるような組み合わせですね。
もちろん、全て同色または同系色まとめるというのもありですね(^_^)b

次回の講座ではさらにわかりやすく、ミニバッグ作りをお伝えできればと思っています。

ブタはい

それにしても最近の天気
急に、一気に涼しくなりましたね・・・
今日は11月の陽気だとのこと・・・🍂
こんなに急だと、もう何を着たらいいのか、何をかけて寝たらいいのか
あれこれ混乱してしまいます。

体調だけは崩さないようにしましょう(*^_^*)

それでは♪

ブタ銀杏


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