月に一度の洋裁講座。
ブラウス作りの最終日についてです。
3月からはじまったブラウス作りは、1着目を仕上げ、さらにアレンジ編へと進み
ついに完成の時を迎えました。
それぞれのペースで進めてきましたが、
最終的には全員が素敵なブラウスを完成させ、そして全員そろって記念撮影を撮ることができました。
暑くなったら着よう!と張り切って、まだ寒い頃にはじまったブラウス作りも
あっという間に猛暑の日々☀
暑い中でも集中して取り組む姿勢や、自分でもまた作ってみたいという意欲が見られ、
非常に充実した時間となりました。
アレンジいろいろ
基本の形を作っていく過程では、みんなでそろって作業をしていましたが
アレンジ編に入り、回を重ねていくうちに、だんだんそれぞれ、個別での作業も増えました。
衿ぐりの形を変えたり、袖丈、着丈、また身幅も変化させたりと
いろいろと自分の好みや体型を考え、アレンジしていきます。
同じデザインのものを布を変えて作っている人もいます。
袖口を別布でバイヤス仕立て⇅
それぞれ違うために、他の人のデザインを見たりすることで
いい刺激になっているようにも思えました。
余った時間では、これまでに作った作品を少しアレンジしたり、同じデザインのブラウスを再度作ろうと裁断したり・・・と自由に楽しんでいました。
後ろに開きを作りました⇅
まだ仕上がっていない方々も、最後まで頑張って仕上げることができました。
暑い夏がやってきた・・・
この日は梅雨明けしたばかりの日曜☀
朝から、日差しも強く、午後の講座開始時間には、もう出かけて来るだけでげっそりです。
それでも、集中して、一生懸命にミシンを動かし、布を裁断し、縫い合わせていく姿。
難しい襟作りに挑戦⇅
パンツの幅直し↑
集中力と情熱・・・そして、出来上がりの姿を想像すること。
とてもいい時間を過ごすことができました。
挑戦
講座が終わった後も、家でもやってみようかなぁという声が多く聞かれました。
講座で学んだ技術を活かして、自分のアイデアを形にする楽しさを感じていただけたことが、
私としては、とても嬉しく思いました。
洋裁は、年齢を問わず楽しめる趣味であり、
創造力を発揮する素晴らしい手段なのだなぁとも感じました。
でもそれはやっぱり楽しさを共有することが大事なのだと思います。
縫うことの楽しさを実感
だんだんと作ることが楽しくなってきたという声も多く聞かれました。
自分が今日作ったものを、もう明日着る(^_^)b
その楽しさを実感してもらえたのはよかったなと思います。
思い起こしてみれば、講座がスタートした約10年前は、初心者で、
基本的な縫い方からスタートしました。
初めてミシンに触れる方も多く、最初は不安な顔をしていた受講生たちも、
少しずつ自信をつけていきました。
そして、洋服作りに挑戦しはじめた頃から、より複雑な技術に戸惑うことも多かったと思います。
それでも小物を作っていた頃に比べて、洋服はまた格別で、
自分の手で作り上げる楽しさを感じることができたのではないかと思います。
この講座を通じて受講生たちの成長を間近で感じられる場面も多々あります。
特に、上の写真のように、型紙に説明を書き込んでいるところなどを目にすると
嬉しいと同時に、なかなかいいアイディアだなぁと関心もします。
自分の力で作品を完成させ、喜んでいる姿を見ると、
教えることのやりがいも感じます。
このような洋裁講座の時間を共有できたことに感謝し、
これからも一人ひとりのペースに合わせて、楽しみながら学べる講座を提供していきたいと思います。
最初は、難しく感じていた作業も、
繰り返し練習することで徐々に慣れてくるものです。
しかしながら、繰り返しの練習が、実は一番大変で、根気のいるものでもあります。
それでもここまで続けてこられたのは、
みんなで励まし合いながら、時間を共有することで、
無理なく、自分のペースで成長し、楽しみながら学んでいるからこそなのだとも感じました。
さて、一つの区切りを終え、次回からはまた別の課題へと移っていきます。
次回は真夏☀
きっと今よりずっと暑く、そしてきっと暑さにヘトヘトになっている頃かと思われます。
元気な姿でお会いできることを
そしてまた、ここでも、新しいものをお届けできるよう、あれこれ考えていきたいと思います。
夏はまたはじまったばかり。オリンピックも開催されます。
現地に赴くことは、ほぼないでしょうが、
無謀にも、リアルタイムで観ようということにはなるかもしれません。
体調管理に気をつけて、過ごしていきましょう\(^_^)/
ではまた♪
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