【冬の一日】ゆっくりと整えていく日々

あおい教室 移転するまで

新しい工房に引っ越してから、少しずつ荷物を運びながら整えています。

あおい教室

家の近所なので、一気に片付けるのではなく、自分のペースでゆっくりと進めていので、
無理をせず、少しずつ空間が整っていく過程を楽しめるのが何よりです。

今日はそんなお話です。

ブタ体操

少しずつ進める大切さ

引っ越しといえば、短期間で一気に荷物を運び入れ、
早く落ち着きたいという気持ちが先行してしまう。
私も、当初は、早くと整えて、始動したい!と思っていたけれど…。

でも、今回はその考えをあえて手放すことにしました。
無理に急ぐと疲れが溜まり、焦りやストレスも増してしまう。
日々の疲労を考えて、できる範囲で進めることに。
それが初老の哀しいところでもあるのですがね💦

「なかなか進まないな」と思うのですが、
「やりすぎて体調を崩しては元も子もない」そう言い聞かせています。
何より、じっくりと整えていくことで、空間に愛着が湧くのでは。
少しずつ変化していく部屋を眺めながら、
「今日はここを片付けた」「次はここに棚を置こう」
と考える時間も、また楽しくなります。

ぶたひまわり

くつろぎすぎる

この工房は、完全に自分ひとりの空間。
誰かに気を遣うことなく、好きなように過ごせるのは、本当に心地がいいです。
今まで、家の一角でやっていたのとは違い、ここは“自分の城”と呼べる場所。
日常の雑事から、完全に離れ、仕事のことだけを考えていられます。
長年主婦として暮らし、仕事も家庭もごちゃ混ぜで暮らしてきた身としては
なんだか新鮮です。
そんな環境が嬉しくて、ついついくつろいでしまう。

本当は片付けを進めるべきなのに、ふと手を止めてお茶を淹れたり、窓から外を眺めたり。
時には座り込んで考え事をしたり……。
そんな時間が増えて、さらに片付けは遅れてしまい…。

「もう少しテキパキ動かないと!」と思いつつも、
こののんびりした空間があるからこそ、心に余裕が生まれるのだと思い、
焦らず、自分のペースで進めよう!と、自分ルール発動で言い聞かせています。

何年も使う場所だからこそ、落ち着いて進めていくほうが、きっといい空間になるはず。
日々の暮らしの中で、「こうしたほうが使いやすいな」と思うことも出てくるだろうし
そのたびに少しずつ手を加えて、
自分にとって心地よい場所に仕上げていけばいいのかなと思います。

ブタ昼寝

居心地のいい空間を目指して

新しい工房を、どんな雰囲気にしようか。
これが今、一番の悩みどころであります。

せっかくなら、訪れる人にも「居心地がいいな」と思ってもらえる空間にしたい。
けれど、問題は自分のセンスに自信がないこと。

どんなインテリアにすれば、温かみのある空間になるのか。

壁の色は、もう決まっているから、あとは家具の配置、小物の飾り方…
考えることは山ほどあり、
SNSや雑誌を見ては、「こんな感じもいいな」「でも、こっちの雰囲気も捨てがたい」と
迷うばかりで、何も進まないわけです。

あおい教室

流行にとらわれず、無理に作り込むのではなく、
少しずつしっくりくるものを選んでいけばいいのかもしれないとも思うし。
焦らず、納得のいく空間を作っていこうと、結局最後はそこに行き着くのですけど。

ブタあせ

忘れてはいけない機能性

おしゃれな居心地のいい空間を!といっても、ここは洋裁教室。
機能が整わないと何にもなりません。
おしゃれでも使いにくかったり、作業がしにくくなってしまっては何にもなりません。

あおい教室
あおい教室

収納の工夫や、作業スペースのレイアウト、ミシンの配置など、
決めることはたくさんのだけど、
ひとつひとつを考えながら、自分で実際に作業をしながら、手を動かしながら、
少しずつ気づいたことを修正していけば、きっと満足のいく空間ができあがるはず。

ブタ作業

新しい工房での生活は、まだ始まったばかり。
今日も、ダラダラと、ブログを書きつつ、どうしようかなぁと
ボーッとしている冬の日…☃

ブタ雪

ではまた♪

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