ミシンを買ったはいいものの、いざ縫い始めると
「まっすぐ縫うのって意外と難しい!」と思ったことはありませんか?
せっかくおしゃれな生地を選んだのに、
曲がってしまったり、縫い目の間隔がバラバラになったり…。
そんな悩みを持つ方に向けて、
基本の「直線縫い」をきれいに縫うためのコツをご紹介します!
直線縫いは、洋裁の基本中の基本。
ここをマスターすれば、バッグやクッションカバー、エプロンなど、
簡単な作品作りの幅がぐっと広がります。
「ミシンの使い方にまだ自信がない…」という方でも、
今日から実践できる練習方法をお伝えするので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
基本的なことと踏まえつつ、まあ結局のところ・・・といった本音もチラリとお伝えします。
ぜひ最後までふむふむ・・・と読んでくださいね。
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まずは基本を押さえよう!直線縫いのための準備
ミシンで直線縫いを上手に仕上げるためには、
まず基本のセッティングを見直すことが大切です。
うまく縫えない原因の多くは、ミシンの設定ミスや道具の選び方にあります。
以下のポイントをしっかり押さえて、スムーズな直線縫いの準備を整えましょう。
ミシンのセッティングを見直す
・ミシン糸とボビンのセット 上糸と下糸が正しくセットされているかを確認しましょう。
特に上糸の通し方が間違っていると、縫い目がガタガタになったり、
糸が絡まったりする原因になります。
ミシンの説明書を確認しながら、正しくセットすることが重要です。
(とはいえ、説明書を読むのが苦手な人も多いはず。
「え、こんなに分厚いの?」「漢字が多すぎる…」と挫折しそうになったら、
とりあえず動画検索してみるのもアリ!)
(とはいえ、やっぱり面倒・・・という人は・・・それでもしっかり読みましょう。
動画といっても、ちょうど躓いたところを
ピンポイントでさがし当てるのもなかなか難しいですからね。
最近はカラフルな図解入りでよりわかりやすくなっているはず💧)
・押さえ金の種類を確認 基本の直線縫いには「標準押さえ」を使用します。押さえ金がずれていると布がまっすぐ進まず、縫い目が曲がる原因になります。押さえ金がしっかり固定されているかもチェックしましょう。
・糸調子を整える 糸調子が合っていないと、
「縫い目が引きつる」「糸が浮く」といったトラブルが発生します。
まずは標準の数値にセットし、試し縫いをしながら調整していきましょう。
(糸調子が合わないと、ガタガタに…。慌てず、じっくり調整しましょう!)
慌てない・・・これが実は一番難しい(>_<)
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まっすぐ縫うための練習方法
① 目印をつけて縫う
「なんとなく」で縫うと、どうしても曲がってしまいます。
慣れないうちは布にガイドラインを引いてから縫うと、
驚くほどきれいに仕上がります。
- チャコペンやアイロンで消えるペンを使って、縫い始める前にラインを引く
- 縫いながらガイドラインの上をゆっくり進める
- まっすぐ縫えるようになったら、ラインなしでも挑戦してみる
(ガイドラインを引かずに縫うのは、地図なしで冒険するようなもの。
「え、どこに行くの?」とならないように、目印を活用しましょう!)
わかっているつもりでも、縫いはじめたとたん
「あれ?どこだっけ?」とならないように、
面倒でも線を引いてやってみてください。
② ゆっくり縫うクセをつける
初心者の方は、ついペダルを踏みすぎてスピードが出過ぎてしまうことがあります。
最初はスピードを「ゆっくりめ」に調整して、
布の動きを確認しながら縫い進めるのがコツです。
(いきなりF1レーサーのようなスピードで縫うのはNG!
まずは歩行者レベルの速さで慣れていきましょう。
あまりにゆっくりすぎても曲がる一因に💧何事もバランスですよ。)
③ 視線は針先ではなく、目標のラインを見る
針の動きをじっと見ていると、気づかないうちに縫い目が蛇行してしまいます。
ポイントは目線を「押さえ金の横」に向けることです。
- 縫い目の先を見るのではなく、ミシンのガイドラインと布の端を揃える意識を持つ
- 針を追いかけず、一定のペースで布を送る
(針をじっと見ていると、まるで催眠術にかかったように、
どんどん吸い込まれていきます・・・。視線はしっかりガイドラインへ!)
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反復練習の重要性
これまでの基本の注意事項は踏まえつつも、
これだけで、魔法のようにうまくなるわけではありません
上達するためには、基本のコツを押さえつつ、
とにかく何度も練習することが大切です。
(何でもそうですよね・・・ミシンも同じ!)
何度もやってみることが大事!
一度練習してすぐに習得できる人はほとんどいません。
最初は失敗しても、何度も繰り返すことでコツがつかめるようになります。
試し縫い用の布を用意して、毎日少しずつ練習してみましょう。
(縫い目が曲がっても落ち込まないでください!「味がある」と思えばOK。)
おすすめの練習方法:ぞうきんを縫う
一番手軽で実践的な練習方法は、
古い手ぬぐいやタオルを使ってぞうきんを縫うことです。
直線縫いの練習になるだけでなく、実用的なアイテムが完成するので一石二鳥!
また、ほんの少し余ってしまった糸の処理にもなります。
- 古い手ぬぐいやタオルを二つ折りにして、四辺を直線縫いする
- ゆっくり縫い進めて、縫い目が安定するように意識する
- ぞうきんとして使えるので、失敗しても気にならない!
(練習しながら掃除道具も増える…これはまさに一挙両得!)
⇧直線縫いだけで仕上げ、ゴミを1つも出さないぞうきんの簡単な作り方になります。
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まとめ
直線縫いをきれいに仕上げるためには、以下のポイントを意識しましょう。
✔ ミシンの基本設定 を見直して、糸や押さえ金、針の相性をチェック
✔ ガイドラインを活用 して、目印をつけながら練習
✔ スピードは控えめに! 焦らずゆっくりと縫い進める
✔ 視線は針先ではなく、目標ラインを見る
✔ 手の力を抜いて、布の流れに沿わせる
✔ 古い手ぬぐいでぞうきんを縫って実践練習!
これらのコツを意識し、とにかく何度も練習することで、
きれいな直線縫いができるようになります。
焦らず、じっくりと取り組んでみてくださいね!
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最後に
とはいえ・・・
まっすぐ縫うのは、ミシンワークの永遠の課題。
つまり、自分の思うようにミシンが進んでくれることが大事になります。
まっすぐな直線、きれいな曲線、くっきりした角・・・。
思ったところで停止、あとひと目を確実に進める・・・。
思うように出発し、思うように進んで、思ったところで止まる。
それにはミシンの性能を上げるしかありません。
家庭用ミシン<職業用ミシン<工業用ミシン
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工業用ミシンはマジで優秀!
必要以上の力やコツは、何もいらない
普通にまっすぐに縫おうとしたら、ちゃんと縫える、誰でも
これホント(^_-)-☆
洋裁力が、何ランクもアップします
しかし!誰でもこんなミシンが使えるわけもないのです。
ミシンは、値段に比例して性能は上がっていきます。
そこそこのミシンならば、やはりそれなりの工夫と努力が必要になるわけです(*_*)
だからといって、お高いミシンをすすめているわけではありません。
見た目重視もいいでしょう。
仕方なく値段で・・・もいいでしょう。
ただ、そういうもんだーという気持ちがあると
多少ミシン目が曲がっても、うちの子こういうとこあるよねーと笑ってもらえたらと思います。
ミシンはそれぞれに特性がありますからね。
今あるミシンをもう一度見直して、
針を交換したり、全体的にメンテナンスをしたりして
大切に使っていきましょう。
あなたのミシンライフがこれからますます楽しくなりますように(^_^)v
と、きれいにまとまりましたーーーーー\(^_^)/
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ではまた♪
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