考えてみました(`・ω・´)
ミシンの付属品にあるファスナー付けの押さえでできないものでしょうか?
コンシール用の押さえを使えば、きれいにスムーズに縫えるのですが
ちょっとやりにくい、針先が見えにくいなどあり
ファスナー押さえ(片押さえ)を使いたい
コンシール用も便利だけど、やっぱり片押さえが一番、という人はいます
今回は、専用押さえを使わずに、付属品で頑張ってみましょう
![ファスナー](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/fastener3.jpg)
![ファスナー](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/fastener14.png)
片側がすっきりとあいているので
針落ちの位置が、しっかりと目で見て確認できるのが便利です
専用押さえを使った実践編はこちらから
準備
ファスナー務歯にぴったりに沿わせて縫っていきます
押さえの中央付近に溝があり、その中に針が落ちるようになっているため
ギリギリに寄せても、務歯を縫い込んでしまわないように工夫されています
まずはシミュレーションしてみましょう
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa36c.png)
縫い止まり位置まで縫い、空き部分に仮止めミシンをかけ
さらにファスナーと縫い代をとめます
ノリでもいいですし、縫いとめてもいいです
準備についてはこちらの記事を参考にしてください
↓↓↓
スライダーを縫い止まりより下げたら、務歯をアイロンで広げます
あまり高温だと危険なので、様子を見ながら、ゆっくりしっかりかけ
務歯を広げてしまいましょう
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa2.png)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa38.png)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa20.jpg)
高温に注意⚠
家庭用
押さえをファスナー付け用に替えます
務歯ギリギリに押さえを寄せ、縫い止まりまで縫います
返し縫いをして終わります
次に、針が反対側に来るように押さえを付け替えます
同じように、務歯に寄せて縫い止まり位置まで縫います
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa21a.jpg)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa23.jpg)
スライダーを引き出して完成です
工業・職業用
次に、工業・職業用ミシンも、ファスナー付け用押さえに替えます
まずは、右側片押さえです
家庭用にくらべて、細く不安定な気もしますが、針位置はしっかりと見えます
こちらも務歯に寄せてギリギリを縫っていきます
次に、左側片押さえに替えて、反対側も同じように縫います
右側片押さえで、本体を反対にして
縫い止まり位置から上へと縫うこともできます
押さえを替える手間が省けます
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa24a.jpg)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa26.jpg)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa27.jpg)
スライダーを引き出して完成です
くらべてみた
仕上がったものをくらべてみました
仕上がりや使用感はそれほど変わらなかったのですが
横に引っ張って、ファスナーの見え具合をくらべてみました
針落ちと務歯との距離が、そのまま出ています
家庭用ではより安全に、押さえよりも少し中の方に針が落ちるようになっています
工業・職業用の方は、本当にギリギリの位置に針が落ちています
務歯を縫ってしまうのでは?と心配になるくらいです
もちろんそんなことはありませんし、ギリギリきわを縫ってくれています
こちらは、横に引いてもほんのちょっとだけファスナーがみえるだけです
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa36.png)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa36b.png)
まとめ
仕上がり、使用感、難易度ともに、やはりコンシール用の押さえが一番でした
家庭用でも、工業・職業用でも、
専用押さえを準備した方がいいようですね
ストレスはなるべく減らして、ソーイングライフを楽しんでいきましょう(#^.^#)
![コンシール](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/10/confa39.jpg)
でも・・・おまけ
使用感も仕上がりもいいけれど、時間はどうでしょうか
仮止めしたり、ノリで貼ったり、ほどいてみたり・・・
仕上がりを重視したいから、ある程度の準備は当然、という考えもあります
色々な準備、全部飛ばして、いきなりファスナーを付けられたら・・・
もちろん最初は無理でも、何本か付けるうち、練習を重ねたら、もっと気楽にできるのなら・・・
きっともっと気軽にコンシールを使えそうな気がします
そしてもっと洋裁が楽しくなるはずです
![ブタぽ](https://aoiroom.com/wp-content/uploads/2020/09/b-po.jpg)
次回は、いきなりコンシールをやっていきますね~
ではまた♪
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