第8回 書くこと、迷うこと

chatgpt Kindle出版

書くことは、好きでした。

洋裁を仕事にするかたわら、
趣味として文章講座にも通い、
それなりに勉強してきたつもりでした。

ぶた考える

でも、大学での学びは、それまでとはまったく違ったのです。
ただ「思い」を重ねるだけでは、通用しない。
そのことを、痛いほど思い知らされました。

一時は、何も書けなくなりました。
正確に言えば、何も感じられなくなってしまったのです。
感じたままを言葉にすることが、怖くてたまらない。
どうしていいか分からず、ただ途方に暮れていました。

ブタ銀杏

それからは、書くことを「分解」して考えるようになりました。

感情に任せて言葉を連ねるのではなく、
構造としてどう成り立っているのかを考える。
少しずつ前に進んでは、また一歩戻る。
そんな試行錯誤を、何度も繰り返していました。

ぶたロール

けれど――。

ふと気づけば、私はもう、もとの場所にはいませんでした。
戻るというより、どこか別の方向へ踏み出してしまったような感覚です。

かつての自分の文章が、どこか幼く、拙いものに見える。
それは、壁を一つ乗り越えて、
別の場所へたどり着いた証のようにも思えました。

ブタビク

しかし、それで終わりではありません。
結局、私はまた迷っています。

もしかしたら「書く」ということは、
ずっと迷い続けることそのものなのかもしれません。

ブタ疲労

気づけば、いつも悩んでいました。
その迷い悩んだ時間さえも、 すべてこの本の中に残しています。

ぶたばんざい

つづく♪

第1回目はこちらから⇩

コメント