【大学生活】印象に残った講座ベスト3

桜 立教セカンドステージ大学

雨に打たれて、舞い散る花びら・・・せつない(・´з`・)
今回は、強く、心に残り、今もなお尊敬し続けている教授を語りたい。

立教セカンドステージ大学生としても今日で本当に終わりです。
私の立教学生としての日々は、たった1年でしたが、非常に実りある日々でした。
その締めくくりとして、私が受けた講義の中で、最も感銘を受けた先生方について
今回は、書き記しておきたいと思います。

もちろん、私の個人的な趣味の範囲を越えませんが
なるほどねーと思っていただけたら嬉しいです。
またこれから立教セカンドステージで学ばれる方たちの
少しでもお役に立てたら、これ以上のことはありません。

ブタ桜

古典和歌を読む

まずは、加藤睦教授
入学する前から、古典は必ず学びたいと思っていましたので
結構な前のめり具合で、毎回聞いていました。
オンラインでしたので、結局一度も会うことは叶わないまま終わってしまいました。

和歌には、いろいろな解釈があって、人によって多様な捉え方があるのだとはじめて気づきました。
それまでは、和歌を何か特別なもののような気がして
解釈は、それこそ偉い先生がしっかりとしてくれているものだから
本に書いてあるものが絶対だと信じて疑いませんでした。

授業で、毎回4~5句の歌を読み解きながら、
本(人)によってそれぞれ解釈が違う事
それは、全く別物になってしまうこともある事
先生はこう思いますが、どうでしょうか?など問われます。

そして、どの歌が一番印象に残ったか、その理由と共に書くことを
課題として出されるのです。
はじめは、戸惑い、何とか正解を出すのか???と少々焦っていました。

「正解はありません。思ったままに書いてください」

そういう先生の言葉に、ついつい調子に乗って、
思ったまま、感じたままを書いてきました。

和歌は特別なものではなく、生活そのもの。
人それぞれの生活があるように、人の感情もそれぞれ。
感じ方もそれぞれなのだ。
そしてその歌から受け取る思いも・・・人それぞれでよかったのでしょうね。

大切なことに気づかされました。

ぶた考える

童謡を通して世界を視る

夏の暑さと共に思い出されます。
夏期講習でお世話になった井出口彰典教授

一気に心を持っていかれたものは
童謡と金子みすゞの2点についての講義でした。

童謡と共に社会がどう変化していっているのかという授業でした。(ざっくり過ぎですが💧)
誰もが心に故郷を持っていて、童謡を歌ったり聞いたりすると
なぜか自分の生まれ故郷を思い出して懐かしくなる・・・ですよね。
私も好きな童謡があります。「朧月夜」です。
あの歌を耳にすると、小さい頃を思い出します。
ずっと眺めていた曇りがかったぼやけた月を・・・思い浮かべます。
なつかしいなぁ・・・と何ともセンチメンタルになったりして
そんな自分に酔ったりして・・・年を重ねた自分を思う・・・みたいな💧

でも、それが社会によって操作されていたものだとしたら・・・

金子みすゞは、「みんなちがって、みんないい。」「こだまでしょうか」で有名な童謡詩人です。
童謡作家だったことも知らなければ、それ以前に生涯については全く無知でした。
数奇な運命に翻弄されて、時代もあるでしょう。
その才能を認められることなく若くして亡くなっています。
彼女をもう一度知るいいきっかけをもらいました。

夏期講習といういつもとは違う形式の講義で
3日間朝から夕方まで、がっつり勉強しました。
じっくりと、考える時間もありました。
なかなか見ることができないような、昭和初期の教科書や、昔の資料を見せてもらったり、
こちらの疑問点にもしっかりと答えてもらったり、時には談笑したりと
非常に建設的な議論もできたように思いました。

ブタはーい

自然を見つめることから始まった哲学

必修科目で訳も分からずに無防備で受講した6月に
非常に感銘を受けた・・・佐々木一也教授♪・・・哲学の先生であります。

哲学のなんちゃらもわからぬまま、ただただ小難しい事言うのか???と
今考えたら失礼な思考・・・💧
講義が始まったとたん姿勢を正しました(笑)

哲学に触れて個人の人生と時間空間を超えた大きな意味とのつながりを自覚し、残された人生の現在と未来を自分なりに有意義に構築する手がかりを得ます。(立教セカンドステージシラバスより)

必須科目以外に夏期講習も開催されていました。
受ければよかったと激しく後悔。
しかしながら、前期と夏季は、4月の時点での履修登録なので
哲学は避けてしまっていました・・・なんと( ゚Д゚)痛恨のミスです・・・💧

たった1時間半のお話でしたが、哲学のイメージを根底から覆されました。
難しいものではなく、もっと自分たちの身近な生活に根差したものなのだと。
もしも私ももう少し若かったら~例えば大学生とか~哲学を専攻したかもしれないな・・・と。

もっと知りたい!と後期に先生の講義を登録するも、人数制限で落選・・・一気に意気消沈。
へこたれまくって、がっくりと背中を丸めてしばらく過ごしてしまいました・・・(笑)
しかたないよねー( ˘•ω•˘ )

ブタ疲労

こうして私の1年の立教生活も終わります。
ふりかえると、なんかつらいことが多かったなーと勝手に思っていましたが
ちゃんと考えたら、いい事あったね(^_-)-☆
3人の先生方には、もう会うことはできないでしょうけれど
心の中に、これからずっと灯をともし続けてくれることと信じています・・・決まった(*^^)v
それに論文も仕上がったし、よかったよかったヾ(≧▽≦)ノ

明日からもう4月、新しい年度のはじまりです。
新しい学校の準備を、急ピッチで進めないといけないのに
春休み\(◎o◎)/!なんて、ついつい休み過ぎてしまいました。

明日から頑張る٩( ”ω” )و

いや、まだまだ桜前線も追いかけながら、ボチボチやっていこうと思います。
来年度もよろしく!

ブタ桜

ではまた♪

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