1mシリーズ2つ目は、あずま袋です。
あずま袋とは風呂敷や手ぬぐいなど布を直線で縫うだけで完成する袋のことをいい、
西洋のカバンを見た町民が風呂敷や手拭いを使い、真似して作ったことが始まりといわれています。
〈京都から見た江戸〉を差して、あずま=東というのが由来のようです。縁日~暮らしのあれやこれやより
直線の布を使って、直線を縫うだけで袋が完成する!
昔の人は、いろいろ工夫して考えていたのだなぁと感心します。
以前にも、百均の手ぬぐいであずま袋も作りました。
こちらもよろしければ\(^_^)/⇩
今回は、端を三つ折りではなく、ジグザグミシンでやってみました。
参考にしてもらえると嬉しいです。
型紙
用意するのは正方形の型紙になります。
ちょうど、お弁当を入れるのにいいくらいのサイズ感。
この30㎝四方の部分をアレンジして、25㎝四方のミニきんちゃくにしたり
また40㎝で大判きんちゃくなど
変化を楽しんだりできます。
今回は、30㎝四方の型紙を使い、マチ5㎝を作って、お弁当を入れやすい形にしました。
〈あずま袋・・・マチ付き〉
型紙・・・(30×30㎝)×3
布・・・32×92㎝(30×30㎝を3枚使用、まわり1㎝の縫い代を付ける)
裁断
30×30㎝の型紙を3枚準備します。
(※1枚を順に置いても、型紙の状態で3枚つなげて用意しても、どちらでも可)
3枚の型紙を並べて置き、まわりに1㎝の縫い代を付けてカットします。
それぞれの境目には印をしておく。
また角は、しっかりとポイントの印をして、角の位置をはっきりさせておきます。
準備
裁断した布のまわりを、処理していきます。
1㎝の縫い代の部分を、1周ジグザグミシン(ロックミシン)をかけます。
(※厚さ軽減のため、ジグザグからの二つ折りにしてます。薄い生地なら三つ折りでも可)
30×30㎝の正方形が、3つ並んだ形となります。
両端を二つ折りにして、ステッチをかけます。
形作り
本体を縫い合わせていきます。
まずは、本体を1と2を合わせるように折り、●部分を縫い合わせます。
次に、2と3を合わせて折りたたみ、▲部分を縫い合わせます。
印が合うように注意します。
仕上げステッチ
●部分と▲部分を縫い合わせて広げると・・・もう形になっています。
残りの△部分を二つ折りにしてアイロンをかけ
縫い合わせた●部分と▲部分は、同じ方向に折り倒しておきます。
△~●、△~▲とステッチをかけます。
最後の角まではかけられないので、かけられるところまでで大丈夫。
3㎝くらい手前で止めておきます。
重なり部分の厚くなるところは、注意してステッチをかけます。
マチ作り
マチを作っていきます。
今回は5㎝のマチを作ります。
マチは、3~5㎝くらいで調整します。
もちろんマチなしでもOK(^_^)b
縦横5㎝のところを結んで、印通りに縫ってきます。
通常のマチ作りよりも簡単で、きれいなマチができます。
不思議ですよね。
あっという間に底ができました。
仕上げのアイロンをかけて完成です。
収納
収納方法についてです。
マチを付けたために畳みにくい!と諦めないでください。
このように、マチ同士を合わせて畳むと、安定し、きれいに収まってくれます。
これならば、ストレスなく、引き出しにしまっておけます。
これで二つのグッズがそろいました。
残り3つ(*^O^*)
楽しみにしてもらえたらと思います。
揃えると、なんか統一感が出ていい感じ・・・と思うのは私だけでしょうかね・・・(^^;)
9月に入ったというのに、また明日は猛暑らしいですね☀☀☀
気をつけよう!となんども自分に言い聞かせています。
はやく秋に!待ち遠しいですね・・・🍂
ではまた♪
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