今日のテーマ:キルティング生地を使用してシンプルなバックを作る
(裁断→裁ち目処理→ポケット)
キルティング生地50㎝を使用して、一番簡単なバックを作ってみましょう。
持ち手も共布で作ります。
キルティング生地とは、2枚の生地の間に中綿を挟み込み、一定の間隔で縫い合わされた生地です。
中綿が入っていることにより保温性が高く、クッション性も得られます。
耐久性も高く、 また厚みの割に軽く、バックなどに適しています。
今回は、厚みのあるキルティング素材を使用し、簡単なバックを作ります。
初めて挑戦する場合は、できるだけシンプルな形にしましょう。
カットした部分の縫い目がほどけやすくなっていますので
その点にも注意が必要です。
基本の形です。(基礎)
- 裏なし(裏側は無地)
- ジグザグミシン
- 持ち手も共布
改良したものと比べてみましょう。(改良)
- 裏なし(裏側に絵柄)
- ジグザグミシン&バイヤステープ
- 持ち手は共布(長い)
- 内ポケット付
まずは基礎編をマスターし、
使い勝手は人それぞれですので、自分なりの改造を考え
加えていけばいいと思います(^_^)b
サイズは?
50㎝の布に収まるように考えました。
今回は、横地を使用しています。
縦横についてはこちらを参考にしてください。
⇩
伸縮性のある布では、横地の使用は難しいですが、
今回のようなキルティング地は、しっかりとしていることが多く、
使える場合が多いです。
が・・・
確認してからの使用をお願いします。
サイズと裁断図
※縫い代は、縫い目がほどけやすくなっていますので1.5㎝にします。
※ハサミケース分を確保してますが、このまま残してもOK\(^_^)/
キルティング生地50㎝
今回は黒のごく普通のものです。
裏側は生成の無地です。
今回使用するのはこれだけです。
裁断する
型紙を作り、写真のように置いて裁断します。
本体布の型紙は、片面でも〇、また用紙に余裕があれば全面だとやりやすいかもです。
持ち手は、長さがはっきりと決まっていない場合、
50㎝いっぱいにとっておくことをオススメします。
持ち手は最後の方に縫い付けになりますので、
本体のバランスをご自分の使い勝手を考えながら
あとで決定するというのもいいと思います。
㊟布の端は、縫い目がほどけやすくなっていますので
余裕を持って裁断します。
準備していく
本体布のまわりにジグザグミシンをかけます。
薄い生地だとうまくいかないジグザグも
キルティングのようなある程度厚みのあるものは、わりとうまくいきます(多分💧)
手持ちのミシンと相談しながら、試し縫いをしてから、縫いはじめましょう。
ジグザグについてはこちらも参考にしてください。
⇩
外ポケット
さて、まわりの処理ができましたら、ポケットを作り、縫い付けます。
ポケット口にジグザグミシンをかけて折る
⇩
ポケット口にステッチをかける
⇩
まわりを折り、本体に縫い付ける
※補強は自由設定
縫い代がはみ出さないように注意します。
補強についてやポケットについてはこちらの記事を参考にしてください。
⇩
本体にポケットがつきました。
次回は、持ち手を作って仕上げていきます。
朝晩は冷え込んでますね。
日中が暖かいので、ギャップがちょっと💧
老体には染みます(>_<)
暖かくしてお過ごしください。
ではまた♪
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