ミシン講座~①準備は糸から

ミシン ミシン

ミシン講座はじまります。

ミシンを触ったことももちろん動かしたこともない人でも
やってみようかな・・・と少しでも気持ちが向くように
世界一ゆっくりと進めていきます。

えーそんなこと知ってるし💧

と思うようなことも、これもまた勉強だと思ってもらったり
いい復習かもと気持ちを切り替えたり
ゆっくり進めていってもらえるとありがたいです。

ブタるんるん

糸選び

シャッペスパン60番

フジックス シャッペスパン60番 大巻700m パート1

価格:693円
(2024/5/1 09:17時点)
感想(4件)

これ一択です。
ネットはもちろん、手芸店でなくても、ミシンを売っている家電量販店にもあります。
まずは、白・黒・生成と3色揃えてみましょう。
1色に絞るなら、生成色が1本あれば、たいていのものになじみます。

※生成色・・・漂白、あるいは染色前の素材そのものの色。ほんの少し黄色みがかった自然の白いとのことを言います。

ブタへー

格安ミシン糸は、ネットなどにも多く出回っていますし
さらに百均でも気軽に手に入る時代です。

どのような糸を選ぼうとそれは人それぞれ、自由です。
安いミシン糸は選ぶな!とも言いたいわけではありません。

ただ!

糸の種類は統一しましょう。
どれでも一緒でしょ!と思わないでください。

ミシンは精密機器です。
違う種類の糸を使うことが、糸調子の不具合を引き起こします。
昔の足踏みミシンや、シンプルな機能のみの電動ミシンと違い、
最近のコンピューター、電子ミシンなどは、ある程度、自動で調節されています。

もしもあなたのミシンが、ごく普通のミシンで
特殊な素材ではなく普通のものを作ろうとしているのならば
家庭用ミシンのもっともポピュラーな
シャッペスパン60番にしておけば、問題なしです。

あっちの糸こっちの糸とあれこれ悩む時間、そもそももったいない。
それに、買ったら買いっぱなしではいられません。管理が伴います
あれこれいろいろなメーカーや糸番を使いこなすにはまだ早い!

上糸は、ラベルがあるからすぐにわかっても
下糸に巻き付けてしまったらどうでしょう。
わかるのは色のみ。
太さや微妙な糸質の違いまではわかりません・・・
じっと目をこらしたところで、わかりにくいのです💧

ブタ先生

糸の管理

上糸と下糸をセットで保管

いちばん確実で、間違いないです。
でも・・・できる??????

ミシン

・・・長い間には、どんどんいい加減になって
あとであとでと後回しにして、とりあえず置いたりして
結局わからなくなって、混ぜこぜになってしまうものです。

しっかり管理できないなら⇦だいたいこれ(-_-;)もちろん私も。
同じメーカーのもので統一することで解決です(^_^)b

上糸は上糸で、下糸は下糸で、別々に保管しています。
同じメーカーのものしか使っていないので、混ざることもなし。

ミシン

ちなみに、特殊な糸~30番、90番(厚地・薄地用)やニット用などは、
少量なので別に保管しています。

よく使う白・生成・黒などはを、
あまり使わないような色はをそれぞれ選んでいます。

ちなみに保管するときは、糸コマの切り込み
糸をしっかりとかけておきましょう。
切り込みではなく溝タイプもあります。

・・・・・・どうしても忘れてしまうのですけどね💧
そうするととなり同士の糸は絡み合って、取り出しにくくなったり
糸端が、外まで飛び出したり、といった少々面倒な事態に見舞われます💧

しかし忘れてしまうんですよね。
ついつい面倒で、糸替えの時は、さっさとしたいから
適当に放り込んで終わり(*^ー゚)
あとでがっかりするといったことの繰り返しになります(-.-)

ミシン
ブタはい

説明書は必読

炊飯器や洗濯機など、多くの家電は、取扱説明書もそこそこに、使い出します。
たいていなんとかなります。
途中であれ?と思った時点で、取説を引っ張り出す💧
家電はそれでよかったのでしょうが、ミシンは違います

まずは、しっかりと説明書を読みましょう。

ミシン

本体を確認しながら、読み進めていきます。
電源スイッチ、フットコントローラー、上糸のかけ方、下糸の入れ方
さらには、飾り縫いの種類や切り替え方法
など、
ざっと確認しつつ、一読したら、電源スイッチを入れ、通電を確かめておきます。

スイッチを入れると手元のランプがつきますので、確認できます。
まれに、この時点で真っ暗なままの時があります。
だとすると、不良品になりますので
買ったばかりなら返品交換、時間が経っているならばメンテナンスへ
となります。

過去に一度だけ、スイッチを入れても画面(液晶画面)が真っ暗で、
すぐに返品したことがあります。
めったにないことですが、絶対とは言い切れませんからね。
確認しましょう。

ミシン

このタイプのミシンは、本体サイドの右下のダイヤル(模様選択ダイヤル)を回す
正面の小窓に表示されます。(表示窓)
縫い模様を選んで、縫いはじめるというわけです。

ミシン
ブタはーい

ミシンの種類

最後に、ミシンの種類を整理しておきました。
電動ミシン・電子ミシン・コンピューターミシンの3種類に分けました。
他にも職業用ミシン・工業用ミシンなどもあります。用途によって、使い分けが必要です。

余裕があるなら、コンピューターミシンをオススメしたいですが
趣味程度なら、電子ミシンでも十分楽しめます。

1万円以下の電動ミシンはどうなのか?

機械的な部品で作られている機械という認識がいちばんですね。
つまり、動くだけのミシン~きれいに縫うとか~は、そもそも考えられていません。
手縫いは疲れるからミシンで、といったところでしょうか。

もしもファーストミシンにとお考えならやめときましょう
電子ミシン・コンピューターミシンをオススメします。

もしもセカンドミシンにどうだろう?と考えていたとしても、とめます

面白半分でやってみたい、全部自分で設定したい、どんなものか知りたい
このようなよこしまな気持ちの人のみ、自己判断で購入しましょう。
これはこれで、実に面白いんですけどねーヘ(^o^)/
私は意外と好きです(^_^)b

ミシンそれぞれの特徴と価格

  1. 電動ミシン:約10,000円から数万円程度
    • 電動モーターを使用。
      基本的な機能は手動で操作する必要があります。
      ステッチの長さや幅などの設定は手で行います。
    • 操作は単純で、機械的な部品で構成されています。
      そのため、比較的操作が簡単で、信頼性が高く、メンテナンスが比較的容易です
    • 主に基本的な縫製作業に使用されます。
  2. 電子ミシン:約数万円から数十万円程度
    • 電子ミシンは、電動モーターと電子的なコントロールパネルを備えています。
      ステッチの設定や操作は電子的なボタンやダイヤルで行います。
    • ステッチの長さや幅、ステッチの種類などがあらかじめ設定できます。
    • より高度な縫製作業に適していますが、操作はそれほど複雑ではありません。
  3. コンピューターミシン:数十万円から数百万円程度
    • コンピューターミシンは、最も高度なタイプで、
      内蔵されたコンピューターによって制御されます。
    • さまざまなステッチパターンが事前にプログラムされていることがあります。
      ボタンやメニューを使用して、特定のステッチパターンを簡単に選択できます。
    • デジタルディスプレイを介して操作し、より高度な縫製パターンやデザインを作成できます。
    • 自動的に糸の張り合わせやテンションの調整など、多くの自動機能を備えています。
    • 最新の技術や高度な機能が搭載されています。より便利で効率的な機能を利用できます。
      初心者向けのモデルもあります。

同じ電子ミシンでも、機能は様々。
まずはミシンの種類を確認し、デザインや価格なども考慮していきます。
機能は上を見たらきりがないし、そこまで使いこなせるのかなぁと
自問自答しながら、楽しんで選んでください。
考え込みすぎず、可愛いデザインであったり、シンプルなフォルム
カラーの好みなど、第一印象で決めたとしてもいいんじゃないかな⇦(*^ー゚)
意外とそれが、ミシンワークを長く続けるコツかもしれません。

ブタビク

直線縫いを早く正しくエンドレスで、しかもきれいに縫いたいのなら
工業用ミシンに勝てるものはありません。
しかし、誰もがそのクオリティを望んでいるとも言えません。
⇩家庭用と工業用のミシンの比較を書いてます。
こちらも一読してもらえたらと思います。

趣味の一環、一日の大半を縫いたい、たまにしか縫わない、ほぼ縫わないけどほしい
などなど、人によって様々であるし、取り巻く環境もいろいろです。
ただ、ミシンを使ってほしい!これが私の願いであり希望でもあります。
ミシンを使って、生活に彩りを加えてほしい(*^_^*)
きっと楽しくなると、信じています。

次回は、糸通しへと移ります。

ブタ体操

ではまた♪

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