ミシン講座はじまります。
ミシンを触ったことももちろん動かしたこともない人でも
やってみようかな・・・と少しでも気持ちが向くようにと
世界一ゆっくりと進めていきます。
えーそんなこと知ってるし💧
と思うようなことも、これもまた勉強だと思ってもらったり
いい復習かもと気持ちを切り替えたり
ゆっくり進めていってもらえるとありがたいです。
糸選び
シャッペスパン60番
価格:693円 |
これ一択です。
ネットはもちろん、手芸店でなくても、ミシンを売っている家電量販店にもあります。
まずは、白・黒・生成と3色揃えてみましょう。
1色に絞るなら、生成色が1本あれば、たいていのものになじみます。
※生成色・・・漂白、あるいは染色前の素材そのものの色。ほんの少し黄色みがかった自然の白いとのことを言います。
格安ミシン糸は、ネットなどにも多く出回っていますし
さらに百均でも気軽に手に入る時代です。
どのような糸を選ぼうとそれは人それぞれ、自由です。
安いミシン糸は選ぶな!とも言いたいわけではありません。
ただ!
糸の種類は統一しましょう。
どれでも一緒でしょ!と思わないでください。
ミシンは精密機器です。
違う種類の糸を使うことが、糸調子の不具合を引き起こします。
昔の足踏みミシンや、シンプルな機能のみの電動ミシンと違い、
最近のコンピューター、電子ミシンなどは、ある程度、自動で調節されています。
もしもあなたのミシンが、ごく普通のミシンで
特殊な素材ではなく普通のものを作ろうとしているのならば
家庭用ミシンのもっともポピュラーな
シャッペスパン60番にしておけば、問題なしです。
あっちの糸こっちの糸とあれこれ悩む時間、そもそももったいない。
それに、買ったら買いっぱなしではいられません。管理が伴います。
あれこれいろいろなメーカーや糸番を使いこなすにはまだ早い!
上糸は、ラベルがあるからすぐにわかっても
下糸に巻き付けてしまったらどうでしょう。
わかるのは色のみ。
太さや微妙な糸質の違いまではわかりません・・・
じっと目をこらしたところで、わかりにくいのです💧
糸の管理
上糸と下糸をセットで保管
いちばん確実で、間違いないです。
でも・・・できる??????
・・・長い間には、どんどんいい加減になって
あとであとでと後回しにして、とりあえず置いたりして
結局わからなくなって、混ぜこぜになってしまうものです。
しっかり管理できないなら⇦だいたいこれ(-_-;)もちろん私も。
同じメーカーのもので統一することで解決です(^_^)b
上糸は上糸で、下糸は下糸で、別々に保管しています。
同じメーカーのものしか使っていないので、混ざることもなし。
ちなみに、特殊な糸~30番、90番(厚地・薄地用)やニット用などは、
少量なので別に保管しています。
よく使う白・生成・黒などは大を、
あまり使わないような色は小をそれぞれ選んでいます。
ちなみに保管するときは、糸コマの切り込みに
糸をしっかりとかけておきましょう。
切り込みではなく溝タイプもあります。
・・・・・・どうしても忘れてしまうのですけどね💧
そうするととなり同士の糸は絡み合って、取り出しにくくなったり
糸端が、外まで飛び出したり、といった少々面倒な事態に見舞われます💧
しかし忘れてしまうんですよね。
ついつい面倒で、糸替えの時は、さっさとしたいから
適当に放り込んで終わり(*^ー゚)
あとでがっかりするといったことの繰り返しになります(-.-)
説明書は必読
炊飯器や洗濯機など、多くの家電は、取扱説明書もそこそこに、使い出します。
たいていなんとかなります。
途中であれ?と思った時点で、取説を引っ張り出す💧
家電はそれでよかったのでしょうが、ミシンは違います。
まずは、しっかりと説明書を読みましょう。
本体を確認しながら、読み進めていきます。
電源スイッチ、フットコントローラー、上糸のかけ方、下糸の入れ方
さらには、飾り縫いの種類や切り替え方法など、
ざっと確認しつつ、一読したら、電源スイッチを入れ、通電を確かめておきます。
スイッチを入れると手元のランプがつきますので、確認できます。
まれに、この時点で真っ暗なままの時があります。
だとすると、不良品になりますので
買ったばかりなら返品交換、時間が経っているならばメンテナンスへ
となります。
過去に一度だけ、スイッチを入れても画面(液晶画面)が真っ暗で、
すぐに返品したことがあります。
めったにないことですが、絶対とは言い切れませんからね。
確認しましょう。
このタイプのミシンは、本体サイドの右下のダイヤル(模様選択ダイヤル)を回すと
正面の小窓に表示されます。(表示窓)
縫い模様を選んで、縫いはじめるというわけです。
ミシンの種類
最後に、ミシンの種類を整理しておきました。
電動ミシン・電子ミシン・コンピューターミシンの3種類に分けました。
(他にも職業用ミシン・工業用ミシンなどもあります。用途によって、使い分けが必要です。)
余裕があるなら、コンピューターミシンをオススメしたいですが
趣味程度なら、電子ミシンでも十分楽しめます。
1万円以下の電動ミシンはどうなのか?
機械的な部品で作られている機械という認識がいちばんですね。
つまり、動くだけのミシン~きれいに縫うとか~は、そもそも考えられていません。
手縫いは疲れるからミシンで、といったところでしょうか。
もしもファーストミシンにとお考えならやめときましょう。
電子ミシン・コンピューターミシンをオススメします。
もしもセカンドミシンにどうだろう?と考えていたとしても、とめます。
面白半分でやってみたい、全部自分で設定したい、どんなものか知りたい
このようなよこしまな気持ちの人のみ、自己判断で購入しましょう。
これはこれで、実に面白いんですけどねーヘ(^o^)/
私は意外と好きです(^_^)b
ミシンそれぞれの特徴と価格
- 電動ミシン:約10,000円から数万円程度
- 電動モーターを使用。
基本的な機能は手動で操作する必要があります。
ステッチの長さや幅などの設定は手で行います。 - 操作は単純で、機械的な部品で構成されています。
そのため、比較的操作が簡単で、信頼性が高く、メンテナンスが比較的容易です - 主に基本的な縫製作業に使用されます。
- 電動モーターを使用。
- 電子ミシン:約数万円から数十万円程度
- 電子ミシンは、電動モーターと電子的なコントロールパネルを備えています。
ステッチの設定や操作は電子的なボタンやダイヤルで行います。 - ステッチの長さや幅、ステッチの種類などがあらかじめ設定できます。
- より高度な縫製作業に適していますが、操作はそれほど複雑ではありません。
- 電子ミシンは、電動モーターと電子的なコントロールパネルを備えています。
- コンピューターミシン:数十万円から数百万円程度
- コンピューターミシンは、最も高度なタイプで、
内蔵されたコンピューターによって制御されます。 - さまざまなステッチパターンが事前にプログラムされていることがあります。
ボタンやメニューを使用して、特定のステッチパターンを簡単に選択できます。 - デジタルディスプレイを介して操作し、より高度な縫製パターンやデザインを作成できます。
- 自動的に糸の張り合わせやテンションの調整など、多くの自動機能を備えています。
- 最新の技術や高度な機能が搭載されています。より便利で効率的な機能を利用できます。
初心者向けのモデルもあります。
- コンピューターミシンは、最も高度なタイプで、
同じ電子ミシンでも、機能は様々。
まずはミシンの種類を確認し、デザインや価格なども考慮していきます。
機能は上を見たらきりがないし、そこまで使いこなせるのかなぁと
自問自答しながら、楽しんで選んでください。
考え込みすぎず、可愛いデザインであったり、シンプルなフォルムや
カラーの好みなど、第一印象で決めたとしてもいいんじゃないかな⇦(*^ー゚)
意外とそれが、ミシンワークを長く続けるコツかもしれません。
直線縫いを早く正しくエンドレスで、しかもきれいに縫いたいのなら
工業用ミシンに勝てるものはありません。
しかし、誰もがそのクオリティを望んでいるとも言えません。
⇩家庭用と工業用のミシンの比較を書いてます。
こちらも一読してもらえたらと思います。
趣味の一環、一日の大半を縫いたい、たまにしか縫わない、ほぼ縫わないけどほしい
などなど、人によって様々であるし、取り巻く環境もいろいろです。
ただ、ミシンを使ってほしい!これが私の願いであり希望でもあります。
ミシンを使って、生活に彩りを加えてほしい(*^_^*)
きっと楽しくなると、信じています。
次回は、糸通しへと移ります。
ではまた♪
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