教室で一番よく聞かれる質問があります。
「先生、ここ縫い代は何センチですか?」
もちろん答えはあります。
本には、図と共に明記されています。
仕様書にも書いてあります。
型紙にも書いてあります。
それでも、洋裁を始めたばかりの人にとっては
その都度確認したくなるところのようです。
少し慣れてきた人であっても、
ついつい確認したくなることでもあります。
それは、本や型紙によって、微妙に違う場合があるから
ある意味しかたのないこと。
自分の中で、明確な法則が確立されていないため
ここは、はて(。)ホヨ?
となるのだと思います。
直線は 1.5㎝
曲線は 1㎝
裾や袖口は 3〜4㎝(仕様や好みにもよる)
これさえわかっていれば
それほど複雑な話ではありません。

縫い代は「数字」ではない
実は、縫い代は
単純に数字を覚えるものではありません。
カーブか直線か?に加えて、
布の厚み・強度・布の性質・・・。
こうしたことを考えて決めています。
特に次の工程はどうなるか・・・
これが一番重要となります。
だから本当は
「何センチですか?」という質問の答えは
「場合によります」ということも多いのです。

技術は小さな法則でできている
とはいえ、毎回ゼロから考えるわけではありません。
洋裁には、小さな法則があります。
例えば
直線 → 1.5㎝
曲線 → 1㎝
裾 → 3〜4㎝
こうした基本があるから
自分で判断できるようになります。

例として
袖ぐりや衿ぐりの始末を取り上げてみます。
型紙には、0.5と書いてありました。
袖ぐりや衿ぐりは、曲線だから1㎝ではないの?という疑問が浮かびます。
見返し始末の場合→1㎝
バイアステープ始末→0.5㎝
縫い代を付けるその前に、
どちらの方法で付けるのか頭に入れておくだけで
裁断もスムーズに進むというわけです。
どちらか迷っている場合は1㎝にしておくとか
バイアス始末は決まっているけど、はじめから細く(0.5㎝)切り落としたくないとか
あとでカットは面倒だから、はじめから細く(0.5㎝)カットしたいとか
まあいろいろと悩むわけです💦


まとめ
洋裁の技術は
数字を覚えることではありません。
布を見て、形を見て、
自分で判断できたらそれが一番。
そのための小さな法則があります。
私は、教室で感じてきた
こうした小さな判断を
「わざ言語」
として少しずつ言葉にしていきたいと思っています。

はぁ・・・3月もそろそろ半ばなのに、寒いですよね❄
冬に逆戻り{{ (>_<) }}
ここで体調崩さずにいきましょう(^_^)b

ではまた♪

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