世界一ゆっくり洋裁講座を目指して出発したチュニック編ですが
やっと裁断というところで、5回目になってしまうなんて!
ちょっとゆっくり過ぎやしませんか???
いやいや…
ゆっくりだなぁと思う人あれば
それと同じくらいこのくらいで、いや、まだ早いくらいだわ…と思っている人もいるはず。
洋裁は料理と違って、本には何から何まで書いてあるわけじゃない。
これからもゆっくり行きます。
今回は、裁断(*’ω’*)
もう、しっかり型紙も準備できましたね?
布も、洗濯をしてアイロンも済ませ、準備OKですね???
型紙を布が準備できたらはじまりです(^_-)-☆
この矢印はいったい…何
型紙を作っている間、矢印に気づいたと思います。
↔な感じで、どのパーツにも必ず書いてあります。
これは地の目の方向を表しています。
布の縦方向を意味しています。
みなさんは、手芸店などで、下図のような反物から3mカットして購入したと思います。
横幅は、既に決まっていて、自分で選ぶことはできません。
既定の幅の反物から、2m、3mというように、長さだけを決め、カットしてもらいます。
↕は、縦方向を表しており、型紙の↕も、縦方向の意味で
裁断する時は、縦方向に裁ってください、という意味となります
横方向にしたり、斜めにしない方がいいですよ、という事も表しています。
布の柄や、材質によってはこれ限りではありませんが、
出来るだけこの方向で!というご提案くらいに考えてもらえたらと思います。
布を広げて、見積ろう
布が多めに用意されている場合は、心配ないですが
ギリギリのメーターだなぁ…であるとか、絶対足りないやん…などの場合には
布を広げて、型紙を置き、まずはシミュレーション(*’ω’*)
どこで前をとって、後ろはここで…などと考えます。
何とか足りそうだなーというところで、実際に裁断に入って行きます。
慣れない頃は、あまり無理をせず、
万が一失敗してしまったとしても(変なところにはさみを入れてしまった💧とか)
やり直しができるように、多めに布は用意しましょう。
2回3回と回を重ねるうちに、何となくわかってきて、少し足りなくても
何とかやりくりできるようになってきます。
最初から無理しない(笑)
縦の地の目を意識して
まずは布を縦半分に、二つ折りにしておきます。
見頃は中心がわになっていますので、わの部分に中心がくるように乗せます。
この型紙は縫い代込みなので、これにさらに縫い代を付ける必要はありません。
充分足りていることがわかります。
このままカットしても正解です。➀案
しかし、右の余白部分(赤の▭部分)がなんだかもったいない💧
そこで、型紙を右側の余白部分ギリギリまでずらし、中心線で布を折り直します。
ギリギリの位置で折り直すと、
右の余白が、中心で折った時よりも多く残すことができます。
中心線、耳は平行に、さらに型紙上の↕と平行であるようにします。➁案
①案・・・布を中心で折る
➁案・・・布を型紙の幅に折り直す
どちらでも大丈夫ですが、練習としては、また布に余裕があるのなら
➀案をお薦めします。
ちなみに、LLサイズの場合は、余白はそれほどないので
➀案のみです←私のサイズ(笑)
※LLサイズは余白がないよね~(;^ω^)
布に型紙を置いて、ピンを打ったら、周りを切っていきます。
縫い代が付いていますので、紙のまわりをぐるぐると切っていけばOKになります。
前身頃後ろ見頃と裁断したら、袖。
残りの布を、袖の幅に縦に二つ折りにして、袖の型紙を乗せます。
袖の型紙にも矢印↕がありますので、縦の方向がしっかりと平行になるようにします。
矢印が短い場合は、延長線を引いておくとわかりやすくなります。
最後に見返し分を考えます。
見返しは、接着芯を貼っていきますので、四角の布のまま、見積り分だけ切り出しておきます。
1.表布に接着芯を貼る
2.左右見返しの形を描く
3.カットして、出来上がり線の印をする
見返しについては、じっくりとやりますので、こうご期待(笑)
今は、見返し分の布のみ用意しておいてください。
前身頃・後ろ見頃・袖・見返し分と裁断ができました。
裁断の場所
洋服などの大きいものの場合、裁断する場所には本当に悩みます。
専用の裁断台があれば申し分ありませんが、そんなものはなかなかね(;^ω^)
たいていは、ダイニングテーブル
ここも何か置いてあったり、布がツルツル滑ったりとやりにくい(ーー;)
後はもう、広いスペースと言ったら、床(笑)
多少膝や腰は痛みますが💧
今回のようにパーツが少ないと助かります(笑)
とりあえずピンを打ってたたんでおけば、
そのまま明日すぐに作業に移れます。
ついついやりはじめると、途中でやめられなくなりますね。
しかしながら、裁断はちょっと骨の折れる作業です。
疲れを持ち越さないためにも、途中だな、もう少しやりたいな、と思っても
この辺で(;^ω^)という心の余裕を持ちましょう(^_-)-☆
型紙を作り、布を準備し、そして裁断しました。
縫いに入るまでは、まだまだ道のりはありますが、ゆっくりやっていきましょう。
接着芯についても、追々お話していきますので、待っていてくださいね。
雨の金曜日、週末はまた暑くなりそうですね。
いい休日をお過ごしください。
ではまた♪
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