鋭角コースター~尖った角の出し方

コースター リバティ

鋭角コースターってなに?

⇒角が、直角よりも狭い角度のものを含んでいるものです
三角形の頂点、星型の先端、こんなことをイメージしてもらえたらいいです
▲ ★

コースター
コースター

少しばかり難易度が上がります

どうやってきれいに尖らせる?

基本の形でお話した通り、しっかりと工程を踏むことです
表に返す前に、アイロンで折りたたんでおくことが最も大切です

鋭角は、難易度高めというよりは、細かい作業に近いです
しっかり折りたたんで、慎重に引き出して整えます

以前、箸ケースのところで少し書いてあります
重複する部分もあるかもしれんませんが、こちらも参考にしてみてください

サイズ

バランスを見て好みのサイズで作りましょう
布を用意し、厚紙で型紙を作ってはじめます

今回は、底辺が14㎝高さ10㎝の三角形になっています

  • 布・・・2(12×16)
  • 接着芯・・・2(12×16)
  • タグ布・・・少々
  • 型紙・・・厚紙で
ワンピース

地の目については・・・
縦方向がいいですが、あまり布で縫うコースターなら
どんな方向で裁っても、何でもなんとかなります(笑)
小さいものですので、布の方向にそれほど左右はされませんが
布に余裕があるならば、縦方向をおススメします

コースター
地の目は縦

布方向についての記事はこちらから⇊参考にしてください

印付けと切り落とし

まわりに印を付け、角はポイント印をしっかりとします

コースター

角は、余分な部分を切り落とします
角度が狭くなった分、この中に納まる布の量が増えてきますので
できるだけ切り落とし、スッキリと仕上げます

コースター

アイロンかけ

まわりを縫い目が少し見えるように、一周アイロンをかけます

コースター

角は、順を追って折りたたみ、縫い代がはみ出ないようにします
角度によっては、左右の折りたたみですっきりとおさまる場合もありますので
その都度適宜に判断します

コースター
コースター
コースター

角を中に入れ込む

角を中に折り込みます
角度が狭いので、すべてをしっかり入れ込むことはできません
先端以外を入れておくだけでも、仕上がりが格段に楽になります

コースター
コースター
3つの角を中に入れ込んだところ

表に返して整える

表に返してみると、角の先端が、まだ中に入ったままの状態です

コースター

これを慎重に、目打ちなどを使ってゆっくりと引き出します

コースター

先端を引き出せたところで、アイロンをかけて仕上げます

コースター

ステッチをかけて仕上げる

まわりにステッチをかけます
返し口を閉じながら、タグ布も一緒に挟み込みます

角のステッチは、縫い代が中で重なり合っている状態です
厚みがあるので、ミシンが足踏み状態になってしまいがちですので
注意して進めましょう

コースター

あまりギリギリの端を狙わない方がいいかも

コースター

まとめ

スッキリした角を仕上げるために

コースター

縫い代はカットしましょう

コースター

縫い代を折りたたみます

コースター

反対側も折りたたみ、しっかりと角度を付けます

コースター

まだはみ出している部分はさらに折りたたみます

コースター

表に返して裏を控えるようにしてアイロンをかけて仕上げます

コースター
コースター
コースター

今回は少し細かい作業となりました
しかしながら、ここでやったことは、必ず洋服作りに生きてきます

ブタ疲労

もちろん、洋服、となるとまた少し違ってきて
他に気を付けなければならないところがあるのも事実ですが
鋭角は、こんな感じで作っていく、
という大まかな流れだけでもつかんでもらえたらうれしいです

ではまた♪

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