銀座で開催された「青猫ナラティブ・ステップ1」に参加してきました。
・・・・・・といっても、最初は正直ちょっと半信半疑。
「自分の物語?」「今さら?」なんて思いながら、
でも、結局うだうだ悩んだ末に、申し込んでいました。

講師は、小川こころ先生。
私がいつもオンラインで受講している文章講座の先生です。
6年前に一度だけお会いして以来、今回がリアルで会う2度目。
変わらず美しくて、やわらかくて、そしてどこまでも肯定してくれる、
やっぱり素敵な先生だと思いました。

さて、その講座では、なんと、“絵本”を作ることに!
自分が?という感じでしたが、
できあがったのが『くろちゃんの冬じたく』。
絵本の主人公は「黒い糸巻き」のくろちゃん。
なんの違和感もなく、その存在を思いついて、
すんなり物語ができてしまいました。

きっとそれは、普段から糸と向き合って、色とりどりの糸を目にして、
手にして、選んで、縫ってきたからなのでしょうか・・・。
自分でも気付いていなかったけれど
私にとって「糸巻き」は、ただの道具じゃなくて、
日々の仕事と、暮らしと、気持ちと、ぜんぶつながっていたのかなぁ・・・。

だから自然と、物語も“洋裁っぽく”なってしまう。
「やっぱり私はここに戻ってくるんだな〜」と、
講座中もひとりで納得していました(笑)。

まさか銀座で、黒い糸巻きが主人公の絵本を作るとは思ってもみませんでした。
でも出来上がってみたら、ああ、なんだか妙にしっくりくる……。
なんだかんだで楽しい一日。
そしてまさかの、黒い糸巻き絵本が爆誕しました(笑)。

まだまだ夏ははじまったばかり。
毎日猛暑で嫌になりますが、こんな一日もたまにはいいかも(*^_^*)
ではまた♪

【編集後記】
……ただ、です。
このくろちゃんの話、
実はもっと深い意味がある気がしていて。
でもそれは、ちょっとシリアスすぎるので──noteにこっそり書いておきました(笑)。
よろしければこちらも(*^_^*)
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