基本のスタイを深堀シリーズ、返し口の場所についてです
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小物などを作るとき、裏付きにしたい場合、どの位置に返し口をもっていけばいいでしょうか
型紙などに指定がある場合はそれに従うとして、それはいったいなぜここなのか
考えたことはありますか?
またオリジナルのグッズ製作などの場合、どこに返し口をもっていこうか・・・
悩むところでもあります
スタイの作り方を参考に、その点をクリアにしていきましょう
地の目からの最適な位置
- 直線(できれば縦方向)、またはそれに近いところ
- 目立ちにくく、また使う時にじゃまにならないところ
今回は、返しの場所を下の横方向部分に決めています
縦方向ではありませんが、一番目立ちにくく、
直接肌に触れるところから遠い位置にあります
そして一番直線に近いラインになっています
サイドの縦方向でも大丈夫です
少し注意をすれば、このようなゆるやかなカーブなら問題ないと思います
✖印の箇所は、カーブもきつく、後々の処置がやりづらくなりますので
できるだけ避けておきます
返しやすさからの最適な位置
今回のスタイの場合、表に返しすのに、楽な位置、というも考えます
地の目が直線に近く、しかも縦目、そして返すのに便利
返し口を決める時、このようなことを頭に入れて決めていくのがいいかと思います
このように本体真下部分に返し口を決めると
上の留め部分を左右同じように中に入れ、そして返し口まで運び、表に返す
左右対称にスルリと表に返せるのが、とても気分よく、爽快です
そのまま、気持ちを途切れさせることなく、
仕上げのアイロンかけも、左右対称を意識していきます
これに限らず、左右対称は、洋服作りにはいつも頭に置いておきたい事でもあるのです
まとめ
仕上げのアイロンをかけたら、返し口を閉じて完成となります
閉じ方は、まつり縫い、ステッチ、接着テープ、どの方法でも
それぞれに合ったものを状況に応じて選んでいきましょう
返し口がどうしても曲線になってしまうこともあるよ
そんな時は気合?いやいや、それはまた今度φ(..)メモメモ
ではまた♪
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