しつけなしで縫ってみようよ

ミシン 洋裁

しつけとか待ち針を打ったり、なかなかの手間ですよね
これをすっ飛ばしてばんばん縫う事が出来たら・・・

そんなプロみたいなこと、何年も修行しないと無理だよね・・・

もちろん修行したら、どんどん縫えるようになります
どんな難しい箇所も、しつけなし、もちろん待ち針もしません
時間との戦いだから、そんな手間をかけてられませんからね

長い距離や難しいところはできなくても
短い距離だったら何とかなると思いませんか?

いける、と思ったら失敗した・・・
こんなことにならないために、少しだけコツを頭に入れておきましょう

ブタみしん

縫ってみよう~しつけやピンで

上布と下布を合わせて縫います

しつけをする(1本でざっくりと)
待ち針でとめる(順番に注意)

出来上がり線の印をしたら
どちらかの処理をして縫います
全くの初めての場合はしつけをするし
少し縫ったことがあれば待ち針で大丈夫、と縫います

縫い終わったらしつけ(待ち針)を外します

直線縫い
直線縫い
しつけの上を縫っていく感じ
直線縫い
まず上下に打つよ

縫ってみよう~しつけやピンなしで

普通に何も考えないで縫うと、
どんなにていねいにゆっくり慎重に縫ったとしても・・・
布はズレます

たいていの場合、押さえ金の圧力で、上布がどんどん押されて
結果ズレてしまいます

直線縫い
あるよね~=゚ω゚)ノ

布ズレの種類

普通に縫っただけなのに

  1. 上布だけはみ出す
  2. 上布だけ縮む
  3. 上下布とも縮む
  4. 上下布とも伸びる
  5. 下布が外れる

布の種類によって、このようなことが考えられます

直線縫い

少しだったら・・・

ほんの少しズレたけど・・・

  1. 上布だけはみ出す
  2. 上布だけ縮む
  3. 上下布とも縮む
  4. 上下布とも伸びる
  5. 下布が外れる
  • 少しだからこのままいく?
  • いや、やっぱりもう一度やり直そう

この二択で葛藤するくらいの微妙なズレの場合
⇒やり直してください

まずは上布と下布を入れ替えて縫ってみてください
☆から★⇒★から☆と縫い方を変更します

または、先ほどのズレ分(★)を下布を出して合わせて縫います
上から縫いはじめ、縫い終わりに合うように調整して縫い進めます

直線縫い
直線縫い

縫う時は、縫いはじめと終わりをそれぞれ持って引っ張りながら縫います
ミシンの速度に合わせて、一緒に移動するように縫い進めます

直線縫い

はみ出したり縮んだり・・・の場合

普通に縫ったのに

  1. 上布だけはみ出す
  2. 上布だけ縮む
  3. 上下布とも縮む
  4. 上下布とも伸びる
  5. 下布が外れる

いずれも少しのズレならば
上下に引きながらミシンと同時進行で縫っていきます

直線縫い
直線縫い
直線縫い

伸びてしまう場合

  1. 上布だけはみ出す
  2. 上布だけ縮む
  3. 上下布とも縮む
  4. 上下布とも伸びる
  5. 下布が外れる

特殊な生地が多いですが、そのような場合は、伸び止めテープを貼ります
ストレッチが効いていて、ニット地に近いものになります

  • ミシン糸をニット用に替える
  • 伸び止めテープもニット用のもの

このような対処をして縫いますが、伸びすぎるものについては
ミシンではなく、差動機能(伸び止め機能)のあるロックミシンなどを使用します

直線縫い
直線縫い

まとめ

しつけもピンも使わないという事
ミシン上ですべてが完結し、時間の節約にもなることに加え
針を使わない(しつけの縫い針や待ち針数本)事は、安全にもつながります

長い距離や曲線やその他難しい所は、追々マスターすることにして
まずは短い距離を、しつけなしで頑張ってみること
縫う時、少しだけ思い出してくださいね

ブタぶひ

ついつい楽だから待ち針に頼りがちだけど
うっかり刺してしまった時、痛いし、血が布に染みてショックな時あるよね~
手は止めたくないし、血は止めたいし、究極の選択\(◎o◎)/!

ではまた♪

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