しつけとか待ち針を打ったり、なかなかの手間ですよね
これをすっ飛ばしてばんばん縫う事が出来たら・・・
そんなプロみたいなこと、何年も修行しないと無理だよね・・・
もちろん修行したら、どんどん縫えるようになります
どんな難しい箇所も、しつけなし、もちろん待ち針もしません
時間との戦いだから、そんな手間をかけてられませんからね
長い距離や難しいところはできなくても
短い距離だったら何とかなると思いませんか?
いける、と思ったら失敗した・・・
こんなことにならないために、少しだけコツを頭に入れておきましょう
縫ってみよう~しつけやピンで
上布と下布を合わせて縫います
しつけをする(1本でざっくりと)
待ち針でとめる(順番に注意)
出来上がり線の印をしたら
どちらかの処理をして縫います
全くの初めての場合はしつけをするし
少し縫ったことがあれば待ち針で大丈夫、と縫います
縫い終わったらしつけ(待ち針)を外します
縫ってみよう~しつけやピンなしで
普通に何も考えないで縫うと、
どんなにていねいにゆっくり慎重に縫ったとしても・・・
布はズレます
たいていの場合、押さえ金の圧力で、上布がどんどん押されて
結果ズレてしまいます
布ズレの種類
普通に縫っただけなのに
- 上布だけはみ出す
- 上布だけ縮む
- 上下布とも縮む
- 上下布とも伸びる
- 下布が外れる
布の種類によって、このようなことが考えられます
少しだったら・・・
ほんの少しズレたけど・・・
- 上布だけはみ出す
- 上布だけ縮む
- 上下布とも縮む
- 上下布とも伸びる
- 下布が外れる
- 少しだからこのままいく?
- いや、やっぱりもう一度やり直そう
この二択で葛藤するくらいの微妙なズレの場合
⇒やり直してください
まずは上布と下布を入れ替えて縫ってみてください
☆から★⇒★から☆と縫い方を変更します
または、先ほどのズレ分(★)を下布を出して合わせて縫います
上から縫いはじめ、縫い終わりに合うように調整して縫い進めます
縫う時は、縫いはじめと終わりをそれぞれ持って引っ張りながら縫います
ミシンの速度に合わせて、一緒に移動するように縫い進めます
はみ出したり縮んだり・・・の場合
普通に縫ったのに
- 上布だけはみ出す
- 上布だけ縮む
- 上下布とも縮む
- 上下布とも伸びる
- 下布が外れる
いずれも少しのズレならば
上下に引きながらミシンと同時進行で縫っていきます
伸びてしまう場合
- 上布だけはみ出す
- 上布だけ縮む
- 上下布とも縮む
- 上下布とも伸びる
- 下布が外れる
特殊な生地が多いですが、そのような場合は、伸び止めテープを貼ります
ストレッチが効いていて、ニット地に近いものになります
- ミシン糸をニット用に替える
- 伸び止めテープもニット用のもの
このような対処をして縫いますが、伸びすぎるものについては
ミシンではなく、差動機能(伸び止め機能)のあるロックミシンなどを使用します
まとめ
しつけもピンも使わないという事
ミシン上ですべてが完結し、時間の節約にもなることに加え
針を使わない(しつけの縫い針や待ち針数本)事は、安全にもつながります
長い距離や曲線やその他難しい所は、追々マスターすることにして
まずは短い距離を、しつけなしで頑張ってみること
縫う時、少しだけ思い出してくださいね
ついつい楽だから待ち針に頼りがちだけど
うっかり刺してしまった時、痛いし、血が布に染みてショックな時あるよね~
手は止めたくないし、血は止めたいし、究極の選択\(◎o◎)/!
ではまた♪
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