はじめに
学び方には、人それぞれのスタイルがあります。
実は先日、noteに「学びのタイプ」をまとめたのですが、
読んでくださった方から「自分はどのタイプだろう?」と考えてくださる声もありました。
洋裁を学ぶときも同じ。
人によって「理解しやすい入り口」が違います。
あなたはどのタイプが近いと思いますか?

洋裁と学び方のタイプ
洋裁を習う場面でよく見られるのは、この4つのタイプです。
- 身体タイプ:一番多いタイプ。実際に縫ってみないと「わかった」感覚にならない。
- 視覚タイプ:図解や写真付きのテキストがあると理解しやすい。
- 聴覚タイプ:講師の説明を繰り返し聞くことで安心できる。
- 言語タイプ:自分でノートにまとめたり、手順を書き直すと記憶に残る。
もちろん多くの人は、このうち複数が混ざり合っています。
だからこそ、教室では 「実演+図解+言葉での説明」 を組み合わせることを大切にしています。

あおい教室の教え方スタイル
洋裁はどうしても「身体タイプ」に向いた学びが強い分野です。
でも、それだけでは不安を感じる方もいます。
そこで私は、いろんなタイプの方に合うように工夫しています。
- 実演を重視する(身体タイプの方へ)
- 図解入りの資料を準備する(視覚タイプの方へ)
- 説明はゆっくり繰り返す(聴覚タイプの方へ)
- 質問に答えながら言葉にして整理する(言語タイプの方へ)
どのタイプの人でも「ここなら安心して学べる」と思ってもらえるように──。
そんな教室でありたいと考えています。

学び方の4タイプ・チェックリスト
次の項目を読んでみて、「あ、これ私かも!」と思うものにチェックを入れてみてください。
✔ 視覚タイプ
- 写真・図・映像を見ると一気に理解できる
- レシピ本の図解や動画が大好き
- メモは文字だけより、イラストや色分けをすると頭に残りやすい
✔ 聴覚タイプ
- 講師の説明を聞くとすっと頭に入る
- 自分の声で復唱すると覚えやすい
- 録音を聞き直すと学びが定着する
✔ 言語タイプ
- 書くことで頭が整理できる
- レポートやノート作りがそのまま復習になる
- 「なぜそうなるのか」を言葉で納得したい
✔ 身体タイプ
- 実際にやってみないと腑に落ちない
- 「わかる=できる」感覚が強い
- 手順よりも“感覚の積み重ね”で理解していく
👉チェックが多いタイプがあなたの傾向です。
しかしながら、そんなにすっきりとはおさまらないことが多いことも事実です。
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おわりに
あなたはどんな学び方が合っていますか?
自分のタイプを知っておくと、洋裁の学びもぐっと楽になります。
「私は身体タイプだから、まずは手を動かしてみよう」
「私は視覚タイプだから、図解や写真を見ながらやってみよう」
そんなふうに自分に合った方法を取り入れてみてくださいね。
そしてもし、いろんなタイプに合わせた学び方を試してみたいと思ったら、
ぜひ教室にも遊びにいらしてください。
一緒に、自分に合ったスタイルで洋裁を楽しみましょう。

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