洋裁(またはハンドメイド)をはじめよう!
と、思い立ったものの、何からはじめたらいいかわからない人は多いかと思います。
とりあえずミシンを買って・・・裁縫セットもクローゼットの奥から発掘したけれど
小学校以来だから、使えるのかどうかも不明💧
ここまででだいぶやる気も失せる。
もちろん、ミシンを買うのも間違っていないし
昔のものであろうと、裁縫セットは使えます。
ただ、料理と違って、とりあえずやってみる、といったことが難しいジャンルではあります。
では、本を買ってまず勉強!
そして本屋なり、図書館なり、ネットなり、あれこれ調べて絶望・・・💧
種類が多すぎる。
どれも魅力的な表紙だし、「かんたん〇○」「すぐできる〇○」「初心者でも・・・」
などの文言が目に付くものの、決められない。
私も、洋裁講座の受講生のみなさんから、いただく質問の中に、これは非常に多いです。
「おすすめの洋裁本を教えてください」
「これです!」といって提示できればいいのですが
なかなか一つに決めきれないのが、本当のところです。
どれもいろいろ工夫されて、わかりやすく、ていねいに説明されています。
どの本でも、しっかり読んでやってみれば、それなりに理解もし、出来上達もしていくのでしょう。
が💧
しっかり読む、やってみる
これはなかなか高いハードルであります(^_^;)
これまでも何本か、本についての記事は書いてきました。
まとめると以下のようなことを言ってきたように思います。
- 洋裁本選びは難しい
→いろいろなものがあふれていて一つに絞るのは無理 - 薄目の本から選ぶ
→最初から厚いものではなく、薄い本から選んでみる - ブラックボックスを発見する
→全てが書けないので省略してある部分が多くある - 一つでも気になる箇所があったら正解
→その本の中で一つでも読みたいページがあったら購入価値あり
今回は、それを踏まえて、実際私が愛読している洋裁本をいくつか挙げていこうと思います。
- はじめてでもきれいに縫える~お裁縫の基礎(加藤容子・日本文芸社)
- 基本のテクニックがわかる本~はじめましての洋裁教室(文化出版局編)
- ソーイングの基礎ノート(しかのるーむ・文化出版局)
上記のものの他にも、読みやすく参考になりそうな本もいくつか挙げておきますので
ミシンのお供に、ぜひ加えていただきたいと思います。
はじめの一歩
まずは読んでほしい基礎の本です。
はじめてでもきれいに縫える~お裁縫の基礎(加藤容子・日本文芸社)
初めてお裁縫をはじめようと思ったときに、最初に読むにはおすすめの本です。
準備するものから、布の種類、また手縫いだけでなくミシンワークについての説明も多く
コンパクトな本ながら、見応えのある内容となっています。
イラストや写真も多く、読者を飽きさせない工夫もされていて
はじめから読まなくても、興味のあるところから読んでも大丈夫。
巻末に索引もあり、見たいところをすぐ捜せるところも気に入っています。
はじめてでもきれいに縫える お裁縫の基礎 [ 加藤 容子 ] 価格:1430円 |
基本のテクニックがわかる本~はじめましての洋裁教室(文化出版局編)
こちらは、ミシンを使って何か作ってみたい人向けです。
布の種類や、それに会ったミシン糸や針、また注意点など細かく書いてあります。
部分縫い(ギャザー寄せやバイヤステープ作り、袖付け襟付けなど)も図解入りで載っています。
イラストが比較的大きめで見やすくなっています。
(㊟取り扱いが少なく、中古の場合あり⇩)
【中古】はじめましての洋裁教室 —基本のテクニックがわかる本— 価格:1920円 |
基礎ノート
こちらも基礎の本になります。
ソーイングの基礎ノート(しかのるーむ・文化出版局)
バック作りの基礎ノート(しかのるーむ・文化出版局)
エプロン作りの基礎ノート(しかのるーむ・文化出版局)
(㊟中古品多め)
少し古いものになりますが、長年愛用しています。
イラストが可愛くて、大きく見やすく、分かりやすい説明も書いてあります。
「〇○くらいは作ってみたい」というサブタイトルに惹かれ、
ついつい買ってしまったというわけです(*^ー゚)
【中古】 ソーイングの基礎ノート 洋裁のことを知りたい人のために/しかのるーむ(著者) 価格:330円 |
小物からはじめましょう
なんとなく把握できたら、簡単な小物を作っていきます。
その場合、最初から大きく厚めの本を買ってしまうと
あれこれ迷ってしまいがちです。
コンパクトサイズで薄めの本を選んで、自分ができそうなものから取り組んでいきましょう。
図書館や本屋などに足を運んで、手軽にできそうなものを楽しみながら選んでください。
(㊟販売中止のものもありますので注意してください⇧)
価格:523円 |
こちらは、ハギレを使った小物作りの本です。
はじめから布を買うのは、抵抗もあるし、何より使い切れるか心配。
また、うまくいかずに失敗したら・・・と考えてしまいますよね。
まずは、少しの布で、何かしら作ってみてもいいかもしれません。
ハギレのレシピ 小さなハギレから作り出すかわいい&便利な小物たち【3000円以上送料無料】 価格:1320円 |
価格:1430円 |
洋服作り
初めて作る私のワンピース(レディブティック社)
ゼロからはじめてシャツが作れる本(ごあきうえ・青春出版社)
1着を、一から縫い上げるまでの工程が書かれています。
順を追ってやっていけば、1着を仕上げることができます。
布選びから、ミシンについての注意点なども載っています。
まずはここから、とりあえず1着縫ってみようと思われる人向けになっています。
こちらは本というよりも型紙になります。
こちらは型紙と、簡単の作り方が載っています。
S~LLまであり、型紙が重なってかいてありますので
一つにつき1サイズしか作れませんが、この値段からしたら大満足です。
サイズ違いを作りたい場合は、はじめに全部写し取る方法もありますが
買い足した方がお得だと思います。
日本ヴォーグ社の型紙BOOK サイド切り替えワンピース for Women NV22052 価格:480円 |
ファスナー付け
ファスナーのつけ方がばっちりわかる!ファスナーの本(日本ヴォーグ社)
ファスナーポーチのか型紙の本(越膳夕香・日本ヴォーグ社)
ファスナーに特化した本になります。
小物作りもファスナーが使えるようになると、幅も広がり、
なんだかワンランクアップしたように思えます。
ちょっと物作りが楽しくなったりします。
しかしながら、ファスナー付けには、コツもいります。
ちょっとした知識を入れてからの作業は、格段に仕上がりに影響します。
価格:1540円 |
価格:1430円 |
こちらでもファスナーについては書いてますので、参考にしてください。
⇩
まとめ
いくつか挙げてきたので、ちょっと頭がややこしくなってきましたね。
冒頭にいいましたように、まずは基本編で、なんとなく意味をつかんで
それから別の本へと手を伸ばしていきましょう。
- はじめてでもきれいに縫える~お裁縫の基礎(加藤容子・日本文芸社)
- 基本のテクニックがわかる本~はじめましての洋裁教室(文化出版局編)
- ソーイングの基礎ノート(しかのるーむ・文化出版局)
まずはじめの一歩に重点を置いて、次に小物作りに、そして洋服へと進んでほしいです。
小物作りが目的である場合はもちろん、いずれは洋服を作ってみたいと思われる人も
何かしらヒントを与えてくれる本を中心に、紹介してみました。
㊟中には古いために、もう発売中止や中古品のみというものもあります。
値段もかなり差がありますので、購入の際は十分注意してください。
それでもここに書かれていることは全てではなく
紙面の都合上、なかなか細部まで書き切れない場合が多くあります。
省略している部分が多く、わかりにくいところも多くあります。
それでもまずは手に取って、わかるところから読み進めてください。
最初から順を追って読む必要はありません。
日々、新しい洋裁本が出回っています。
また、ネットにはあらゆる情報があふれています。
どれを取り入れ、どの方法がいちばんなのか、
情報がありすぎる故に、わかりにくくなっていることも事実です。
そのような情報も、今後アンテナを張りつつ、共有していけたらと考えています。
最近は、暑さも少し和らいだのはいいのですが、
ぐずついたお天気&ジメジメで、不快な日が続いています。
こんな時は体調まで崩してしまいます。
こんな時は、テンションの上がるような美しい布でも買って
何を作ろうかと考えたいところですが
出かけるのもねぇ・・・年々億劫になってきています(>_<)
そんなときには情報共有がいちばんです(^_^)v
楽しい洋裁ライフを送れるよう、これからも一緒に頑張っていきましょう\(^_^)/
ではまた♪
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