洋裁を始めたいと思ったとき、多くの人がまず手に取るのが洋裁本です。
写真も図も豊富で、「これなら私にもできそう」と思ったはず。
でも――いざ読み進めてみると、
「用語が難しい」
「図の通りにできない」
「縫い方が想像できない」と、
だんだんページをめくる手が止まってしまう…。
そんな経験、ありませんか?
この記事では、洋裁本がなぜ難しいのか、
その理由と、つまずきやすいポイントをていねいに解説します。
そのうえで、無理なく楽しく上達するための学び方についても、ご紹介します。

洋裁本って難しい?挫折しそうなあなたへ届けたい話
「いつか自分で服を作ってみたい」
そんな気持ちから、書店で洋裁の本を手に取ったことがある方、
多いのではないでしょうか。
表紙はかわいくて、中をパラパラめくれば素敵な作品がいっぱい。
「これなら私にもできるかも」なんて、
ワクワクしながら持ち帰ったのに――
いざ読み始めたら、全然頭に入ってこない!
その気持ち、私もよくわかります。
実は、洋裁本って“読むだけではわかりにくい”理由が
いくつもあるんです。

なぜ洋裁本は難しく感じるのか?
初心者の方にとって、洋裁本が難しく感じられるのには、
いくつかの理由があります。
- 用語がむずかしい
「地の目」「縫い代」「合印」「耳をそろえる」……何それ?という単語が続出。 - 図やイラストが多すぎるのに、動きがわかりにくい
「折る」「縫う」「割る」などの手順が、止まった図ではイメージしづらい。 - 完成までの全体像がつかみにくい
「え、どのパーツがどこになるの? これって今、前身頃の話??」 - “できる人”目線で書かれていることが多い
初心者がつまずくポイントには触れず、「当然こうするよね」という感じで進んでしまう。
結果、「やっぱり私には無理かも……」と本を閉じてしまう方も少なくありません。

それでも本には、本の良さがある
誤解しないでほしいのですが、
洋裁本が悪いわけではないんです。
- 基本的な知識を体系的に学べる
- 自分のペースで繰り返し見られる
- 写真やスタイルが素敵で、モチベーションが上がる
本は、洋裁の世界をのぞく入り口としてとても優れた存在です。
でも、本だけではどうしても限界があるのも、また事実なんです。

やっぱり“誰かに教わる”ことが近道
本では伝えきれない「手の動き」「力加減」「縫う順番のコツ」――
そういったことは、実際に誰かに見せてもらって、
教わってみると驚くほどよくわかります。
- ひとつひとつの疑問がその場で解消できる
- 自分のクセや間違いを直してもらえる
- 何より、「できた!」という喜びを誰かと共有できる
こういった経験があると、「洋裁って楽しい!」という気持ちが、ぐっと育っていきます。

だからこそ、教室やオンライン講座があります
かつて「洋裁本、難しすぎる!」と感じていたからこそ、
“つまずきやすいポイント”をわかりやすく、丁寧にお伝えしています。
教室に通えない方のために、オンライン講座もご用意しています。
「ここだけ教えてほしい」というリクエストにも、柔軟に対応できます。
本ではわからなかったことが、ふっと腑に落ちる。
そんな瞬間を、一緒に味わってみませんか?
本でつまずいたあなたにこそ、届けたい。
洋裁を、もう一度、一緒に楽しんでほしい。

だからこそ、そっと寄り添える場所があれば
本を読んでもよくわからない。
わからないけど、縫ってみたい。作ってみたい。
そんな気持ちを抱えたまま、何年もたってしまった方――
実は、私の教室には、そういう方がたくさんいらっしゃいます。
「ここでなら、聞いてもいいんだ」
「自分のペースで進めていいんだ」
そんな安心感を大切にしながら、
ひとつひとつ形にしていく時間を一緒に楽しんでいます。
もちろん、遠方の方や、お仕事・子育て・体調のことなどで
教室に通えない方もいらっしゃいます。
だからこそ、オンラインという形にも、ちゃんと可能性があると私は信じています。
画面越しでは伝わりにくい部分があるのも事実ですが、
一方で、「どこにいても学べる」「天候や時間に左右されない」など、
オンラインならではの良さもたくさんあります。
限界があるからこそ、工夫できることもある。
そんな思いで、日々オンライン講座も改善しています。
洋裁を始めたい。続けたい。でも、ひとりでは不安。
そんなあなたに、ちょうどいい場所でありたいと、いつも思っています。
🧵「気になるな」と思ったら、こちらをのぞいてみてくださいね

ではまた♪
コメント