角度のある箱ポケットについてです
前回までは、長方形の角は全て直角のものについてのお話でした
今回は、その箱を少し斜めに傾かせたタイプになります
一方が鋭角、もう一方は鈍角の箱になります
作り方は、長方形の時と全く同じです
角度があるので、縫い止まり位置にだけ気を付けていきましょう
今回は、復習も兼ねていますので、写真お多めで、①➁でお届けいたしまーす
型
型を作ります
長さ、幅、角度、共に自由設定です
※写真は、13.5×2㎝、5㎜の角度をつけてます
型ができたら、口布(+接着芯)を二つ折りにして印をします
口布
控え分を考え、少しズラして両端を縫います
縫い代を切り落としてアイロンをかけ、表に返して整えます
鋭角のアイロンは特に気をつけましょう
まわりをステッチし、出来上がり線を描いておきます
口布と袋布
箱ができたら本体へ縫い付けていきます
口布はしっかり印のところへ
少し離して袋布を縫い付けていきます
縫い付け部分が斜めになっているので
少し縫いにくいかもしれませんが
長方形の時と同じです
口布の縫い止まりは特に気を付けていきましょう
袋布(向こう布)
ポケットの向こう側に当たる袋布(向こう布)を縫い付けていきます
長方形の時と同じように
箱の幅分縫い代をとって、重ねるようにして縫い付けていきます
縫い目が、箱の幅におさまるように気を付けて縫っていきます
鈍角の側は、縫い過ぎてしまうと、箱より飛び出してしまいますので
縫い止まり位置は十分気を付けて
少し内側になるようにしましょう
くらべる
箱型が、長方形のものと角度のあるものとでは、
縫い止まり位置に注意することが大事になってきます
切り込んで表に返し、ステッチをしようと思ったら
外側まで切り込みが入ってしまっていた・・・(◎_◎;)という事もありえます
特に、角度をきつくすればするほど
その仕上がりまで想像しながら作っていくようにしましょう(^_-)-☆
次回は、いよいよ最終回となります
斜め箱ポケットを、切り込んで仕上げていきましょう
早く秋になってほしいなぁ・・・(・´з`・)
ではまた♪
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