コンシールファスナーを付けよう~実践・時短

コンシール 洋裁
  • 仮止めミシンをかける
  • ほどく
  • ノリで貼り付ける(縫い付ける)

ここまで準備してやっと本番となります
・・・・・・面倒
でも、ファスナー付けは、大事な作業だし、ちょっと難しいし、失敗したくない
そのためにあれこれと用意するのは大切な事だし、と悩む

慣れるまでは、しっかりと手順を踏んでやってみてください

でも・・・もう少し簡単に、できないものだろうか

もちろんさっさとこなすには、ある程度の練習も必要ではあるし
工程を省略する分、失敗することもあります

こんな方法もあるんだ、と軽い気持ちで読み飛ばしてもらえるとありがたいです

コンシール

工業・職業用片押さえで完結する~行き

準備のうちの、仮止めミシンと、ファスナーの端の縫い付けを省略します
ほぼ準備なしでいきなり縫いはじめます

本体布は、縫い代1.5㎝くらいをとり、縫い止まりまで縫っておきます
ファスナーは、少し長めを用意します
アイロンで務歯を広げておきます

ファスナーの務歯を出来上がりに合わせ、片押さえでギリギリを縫います
縫い止まり位置まで縫い進め、返し縫いをして終わります

コンシール
コンシール
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工業・職業用片押さえで完結する~帰り

帰りは、縫い止まり位置から縫いはじめ、上止のところで縫い終わりになります
域とは逆方向になりますが、押さえはそのままで続けます

の長さをそろえて、縫いはじめの位置を決めます
一旦、ファスナーを閉じ、縫い止まり位置をピンでとめ、再度ファスナーを開きます

位置が決まったら、縫いはじめ位置に針を落とし、上まで縫います
ファスナーの長さが足りないと、スライダーが押さえの後ろで、じゃまになります
十分な長さのファスナーを用意しましょう

コンシール
コンシール
ファスナーちょっと短かったかも(TT)

同じ位置で縫い止まり、同じ位置から縫いはじめています
ファスナーの仮止めもないので、スライダーを引き出すのも簡単です

コンシール
コンシール

帰りの縫いはじめ位置に注意して、
本体とファスナー部分の境目が自然につながるようにしましょう
この部分さえ注意して、縫えば、きれいな仕上がりとなります

切り替えがあるファスナー付け

切り替えのあるワンピースなどのファスナー付けです
ファスナーとの境目を自然に仕上げることは大事ですが
この場合この切り替えをしっかり合わせることも重要な箇所です

コンシール

まずは、しっかりと務歯を広げます
行きは、切り替え部分で、伸ばしたりしないように注意しながら縫い付けていきます

コンシール
コンシール
コンシール

帰りは、一旦スライダーを上げてファスナーを閉じ
縫い止まり位置、切り替え位置、の確認をします
切り替え位置は特に重要ですので、
しっかりと印をして、ピンなどでとめておきます

位置が決まったら帰りを縫っていきます

コンシール
コンシール
切り替え位置は必ず印を!

家庭用でもっと簡単にやる方法は?

準備のうちの、仮止めミシンを省略しましょう

家庭用の場合、やはりコンシール用押さえは必須です

コンシールの大事なところは、縫い止まり付近です
縫い代をファスナーを縫い付けるのは、内付近のみでいきましょう
基本の押さえでもギリギリ縫えますし、
少しきついようならファスナー付け用(片押さえ)で縫ってみましょう

他の部分は、待ち針で仮止めでも十分対応できます
縫い止まり付近をしっかり安定させておけば
コンシール用押さえを使ってもきれいに仕上がります

後はスライダーを引き出せば完成です

もちろん、ファスナー付け用(片押さえ)で、そのまま縫い付けても
少しだけ、間が広くなるというだけで、付けられないことはありません
十分に仕事はしてくれるので、専用押さえがない、という方は、無理して買わず
しばらくは片押さえでやってみるのもいいかもしれません

コンシール
コンシール
コンシール

まとめ~ミシンもいろいろ

最近は、家庭用では力がなく、もっとストレスなくガンガン縫いたいという人も多く
シュプールなどの職業用ミシンを使う人も多くなってきています
家庭用・職業用・工業用ミシン

どちらがいいか悪いかではなく、求めるものの違いかと思います
楽しみたい、が家庭用で、もっと上達したい、が職業用、プロになる、が工業用かなと

どのミシンであっても、洋裁は楽しいもんだと思ってもらえたらなと願っています

ブタみしん

ではまた♪

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