連休が終わってもなお・・・季節は、まだまだ秋へ動いてくれません。
こんなに暑いと、せっかく色づいた葉も、なんだか色あせた感じ。
本当に冬に向かっているのかと疑ったりします。

前回は、脇ポケットの作り方でした。(Aタイプ)
今回は、別のやり方をお届けしていこうと思います。(Bタイプ)
どちらかと言えば、こちらのBタイプの方が一般的なのかもしれません。
難易度からいったら・・・うーん・・・やっぱりBタイプの方が簡単なように感じます。
もしかしたら、いつものやり方で、慣れているから・・・ともいえます。
両方試してみて、自分にとってやりやすい方を取り入れてください。

準備
ポケット口に伸び止めテープを貼ります。
脇線にロックミシン(ジグザグミシン)をかけておきます。
ポケット口を除いて、脇線を縫います。
アイロンをかけて、脇を割ります。
ポケット口も(縫ってはありませんが)、できあがり線で折っておきます。


ポケット口は開いていて、そのほかの脇線は縫ってある状態になっています。
ここからポケット布をつけていきます。
★Aタイプは、ポケット布を縫い付けたあと、脇を縫うのに対して
★Bタイプは、脇を縫ってから、ポケット布を縫い付けていきます。

ポケット布・前
ポケット布にロックミシン(ジグザグミシン)をかけておきます。
袋布を縫い付けていきます。
ポケット袋布に、身頃・脇線のポケット口を合わせて乗せ、
できあがり線(アイロンの折り目)よりも1㎜程度外側を縫って合わせていきます。


こちらは、ポケットの袋布側から見たところです。
上下2㎝ほど開けておきます。
(ポケットのまわりを縫うときのためです)

1㎜程度←多少ズレても大丈夫です。2㎜のところもあったりしても問題ありません。
アイロンの折り目よりも中に入らないようにするのが大事です。
上下も、2㎝ほど開けますが、縫いすぎず、
少し開けておくことを忘れないようにしましょう。

ポケット布・後ろ
前側と同じように、後ろ側にもポケット袋布を縫い付けます。
身頃のポケット口とポケット布を合わせて
折り目の1㎜程度外側を縫っていきます。

写真ではポケット布が上になっていますが、
身頃の方を上にして、折り目が見えるようにして縫っていきます。
上下は、2㎝ほど開けておきます。

これで前後ポケットの袋布が縫いつきました。

違いを見てみよう
ポケット口以外の上下部分を見てください。
ほんの少し(折り目から離した分だけ)あいているのがわかります。


Aタイプの方は、袋布同士で縫ったので、あいてはいません。


ポケット口に何も変化はありません。
ただ、裏から見たとき、ポケット布が縫いついている場所が、
本体かポケット布かの違いとなります。

ステッチを入れるタイミング
ポケットの袋布が、前後合わせてない状態~つまり、前後に広がる状態のときに
ステッチをかけます。
表から裏から、どちらでも大丈夫です。
その後、アイロンで整え、ポケットのまわりを縫い、ロックミシン(ジグザグミシン)をかけ、
仕上げのアイロンで整えたところで、最後に、ポケット口上下にとめミシンをかけて
ポケット口を補強します。



ステッチ幅は自由設定~1~5㎜で調整します。
2、3㎜がちょうどいいかな(*^-^*)

次回は、まわりを縫って仕上げていきます。
また、A.B.それぞれのタイプの比較などをお伝えしたいと思います。
Aタイプに引き続き、Bタイプもぜひとも挑戦してほしいなと思います。
今週末より、そろそろ秋らしい季節になっていくようですね。
急に寒くなって、それがまた風邪への引き金とならないかと心配です。
今年、もう3回も風邪をひいてしまった身としては、なんだか冬が来るのがちょっと心配。
一つ一つの風邪は、それほど重くなく、なんとなく大丈夫そうだったのに
いつまでも長引いて、大変な思いをしました。
やっとここのところ、闇からこっちの世界へと戻ってきたところなのに
またもや、暗闇へと迷い込みそう。
体調不良は、精神的に辛いですねぇ(=_=)
インフルも流行っているみたいだし💧
おいしいもの食べて、ゆっくり休むZzz・・・
結局これしかないですね。
養生していきましょう(^_^)b

ではまた♪
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