パンツのベルト付け・・・ちょっと面倒な気がしますよね。
確かに、スカートでもパンツでも、ベルト付けはちょっとだけめんどくさいです。
だからついついゴムにしてしまう(^_^;)
そんな日々も今日限りで終わりにしましょう。
しっかりとベルト付けをマスターしていきましょう。
なにより、ゴムよりベルトをつけた方が、履き心地は抜群ですよ(^_^)v
前回は、①の自分のサイズを決めるというところでした。
今回は、ベルト布を裁断しアイロンで折るー②③、④の左脇縫いへと進めます。
裁断~向きに注意
初歩的なミスといえば・・・
表と裏を間違ってしまうことです。
つまり、ベルト布は1枚で裁断します。
身頃は右左あるので、中を裏に布をたたみ、対で裁断するので、表裏を間違うことはほぼありません。
それに比べてベルト布は一枚です。
ついつい、きれいな表側を見て、型紙をその上に置いてしまう。
または、裏側に向けたのだけど、型紙を置くところで逆さまにしてしまう。
このようにして、間違ったまま裁断し、印まで付けて、アイロンもかけて、
さあ、身頃に合わせる!という段階になって初めてそのミスに気づく(*_*)
印が合わないんだけどなぜ???
しっかりと確認するところからやっていきましょう。
布を裏側に向けておきます。
その上に型紙を、上下逆さまにならないように置きます。
まわりに印をして、カットします。
脇、中心の印はしっかりと、していきます。
身頃の時と同じように、印は3~5㎜のノッチを入れます。
斜線のある方が、表に出てくる側になります。
アイロンで折る
裁断したベルト布を、アイロンで折って、形にしていきます。
※ベルト芯を貼るかどうか・・・悩むところですが(布によって)
今回は貼らずに進めます。
上から縫い代の1㎝、ベルト幅・表の4㎝、下の縫いしろ1㎝を折ります。
まず最初の縫い代1㎝を折ります。
その後、ベルト幅・表の4㎝を折ります。
残りの縫い代1㎝を上に折り上げます。
折り上げて縫いしろ1㎝を、中に入れ込みます。
下の写真のように、ベルト幅・裏が、少し(1~2㎜程度)出ていればOKです。
この少しだけ出ている部分が、ベルト付けの際、役に立ちます。
確認する
ベルトが身頃のどの部分と合うのか、確認します。
アイロンをかけて、ベルトの形になったものを
パンツのウエスト部分にあて、合印を合わせていきます。
前パンツは、ギャザーを寄せる前ですので、ギャザーの分量分大きくなっています。
後ろパンツは、ベルトの長さ=後ろウエストサイズになっています。
しっかりと合印と合うかどうか確認していきます。
確認できましたら、左脇を合わせて、ベルトを輪にしておきます。
これでベルトの完成です。
ベルトが出来ましたら、次は、前パンツのギャザーを寄せていきます。
“ギャザーを寄せる“とひと言で言っても、なかなかうまくいかないものです。
次回は、その辺も考えながら、ゆっくりとやっていきましょう。
11月も後半になり、だんだん冬らしくなってきました。
暑い暑いといっていたと思ったら、急に寒い・・・いったいどうなってしまっているんだと
空を見上げている今日この頃です。
行楽のいい季節となりました。
真っ赤な紅葉でも見に行きたいですね(*^-^*)
暖かくしてお過ごしください。
ではまた♪
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