暑い寒いどっち?と言っているうちに、6月も終わりに近づいています。
いよいよ今回の最重要ポイントヽ(^。^)ノ見返し付けに入ります。
本体と見返し、どちらも肩が縫い合わせ済み◎ジグザグ縫いも完了◎
見返しの縫いつけ方に、ベストはありません。
どれがいいとか悪いとかではなく、自分に合ったやり方、
服(衿ぐり)の形や生地などによっても変わってきますからね。
いろいろ試してみてほしいと思います。
今回は、肩を先に縫い合わせて、衿ぐりを一周ぐるりと縫い付けるやり方にしました。
初めて見返しを付ける、といった人にもわかりやすい方法として
こちらを試してみました。
順番を変えて、前後別々に見頃を縫い付け、最後に肩を合わせるという方法は
以前書きましたので、ぜひ、こちらもやってみてください。
ちょっと、写真多めとなっています。
うまく伝わったらうれしいです。
見返し~1週ぐるりと
見頃と見返しを合わせて、ピンを打っていきます。
肩線右左(NPを合わせる)・前中心・後ろ中心と留めたら
間も忘れずに留めます。
右前、左前、右後ろ、左後ろというように、四分割しながら進めます。
特に前見頃は、伸びやすい箇所でもありますので、慎重に
台に平置きにして、留めていきます。
見返し~合わない場合
しっかり合わせて裁断し、縫ったつもりでも、ズレてしまう場合はあります。
ほんの少しの誤差が、作業の過程で広がってしまうことはあります。
・しっかり印通りにとめてあるか(肩・中心)。
・無理に引っ張るなどしてはいないか(特に前見頃)。
など確認していきます。
5㎜~1㎝以上のズレなら、たぶんどこかで(例えば印付けの段階で)
勘違いしてしまっている場合がありますので
もう一度型紙と照らし合わせて、確認していきます。
1~2㎜のズレであれば、見頃肩の遊びを少し多めにとって調節します。
周りをぐるりと1周、ミシンで縫っていきましょう。
NP付近は、急なカーブとなっていますので、注意が必要です。
一気に、エーーーイ!と縫い切ろうとするとと、たいてい曲がったりして失敗します。
こまめに、押さえを上下しながら、方向転換しつつ慎重に進めましょう。
自分ではまっすぐ縫っているつもりでも、曲がってしまうことはよくあることです。
そんなときも、イライラせず、もう一度縫えばいいのです。
曲がったところは、最後に、必要ならほどきます。
見返し~カットして
縫い代をカットしていきます。
1㎝の縫い代を5㎜程度にカットします。
カーブのきつい、NP付近は、さらに細く、3㎜程度にカットします。
前中心は、ポイント印ぎりぎりまで切り込んでおきます。
ここで思い切れずに、中途半端に切っておくと、
きれいなV字に仕上げることはできません。
勇気を出してぎりぎりに!
見返し~アイロンかけ
アイロンかけに入ります。
見頃を平置きにして、アイロンの先端をうまく使い
見返しを立たせるように、かけていきます。
写真のように、見返し部分は、衿ぐり縫い目から1.5㎝くらいのみかけます。
カーブのところは、特に気を付けて、見頃平置きで見返しのみ立たせるということになります。
見頃を平置きにすることで、
アイロンの使っていない後ろ部分を、見頃に置いておくことができます。
先端ばかりに気を取られて、後ろ側に当たるところに変なシワを付けてしまったりしがちですからね。
そうなると一気にやる気が失せます(+_+)
注意していきます。
アイロンは高熱にもなるし、また大きさもあるので、
慣れるまでは、少し扱いにくいなぁと感じるかもしれません。
アイロンかけをしっかりすることが、仕上がりのクオリティを上げる
ここはしっかり頑張りましょう。
見返しを裏側に回します。
見返し少し控えめ、本体が少し見えるようにかけていきます。
前中心は、スキっとⅤカットに、整えます。
見返し~前後別バージョンだと…
別バージョンでも同じようにします。
仕上がり線を縫ったら5㎜にカットし、見返しを立たせ
本体布が少し見えるように、見返しを控えながら、きれいな衿ぐりを作っていきます。
肩が縫い合わせてない分、見頃はしっかり平置きでき、作業は楽々となります。
見返し~仕上げ
アイロンをかけたら、全体的に整えて、衿ぐり完成です。
別バージョンは、肩を合わせて完成です。
どちらのやり方でも、同じ仕上がりとなります。
まずは今回のやり方をマスターし、別バージョンも挑戦してみてください。
これで見返しが付きました。
ここまで来たら、もう終わりが見えてきました。
急に暑くなりましたね。
またこの暑さがキター”(-“”-)”と思ったらげっそりしますけど
何とか乗り越えていきましょ!
ふぁいと!
ではまた♪
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