【はじめの一歩】これだけは知っておきたいミシン選びの基礎知識

はじめの一歩2 洋裁はじめの一歩

今日のテーマ:ミシンの種類を徹底解説🔍あなたに合う1台の選び方

ミシン選びって、少し悩ましくないですか?

お店に並んでいるたくさんのミシンを目にすると、
何が違うのかさえよくわからない…という方も多いはず。
さらに、近所に実店舗がない場合、ネットで購入するのはさらにハードルが高いですよね。
でも、大丈夫!
この記事では、迷わずにミシンを選ぶためのガイドを解説します!✨

工業用から家庭用まで幅広く、様々なミシンを使ってきました。
工業用は力があり、なんの心配もなくバンバン縫うことができます。
一方家庭用は、少しだけ気を使わないといけませんが、
いろいろなバリエーションに富んだ縫い方ができるので、意外と気に入っています。

ミシン

格安のもうモーターがいかれそうな音をさせてうなるように動く電動ミシンも
縫えるかどうかこの腕にかかっている💦と謎の使命感を抱きつつ
たまについつい使いたくなってしまいます。

ブタミシン

ミシンの種類と特徴を知ろう

ミシンの種類を理解することが、失敗しない選び方の第一歩です。
ここでは、主なミシンの種類をご紹介します。
※ミシンには家庭用・職業用・工業用とありますが、ここでは家庭用についてお話しします。

ブタ先生

1. 電動ミシン
初心者向けの代表格がこの電動ミシン。

モーターで針の動きを制御するタイプのミシンです。
縫い速度や動作の多くをペダル操作で調整します。

価格が比較的安く、機能もシンプルなものが多いため、これから始める方におすすめです。
縫い速度が手元のペダルで調整でき、軽量なモデルが多いのもポイント。
例えば、「子どもの学校の袋物を作るだけ」というシンプルな用途にはピッタリですね。

シンプルな仕様で使いやすく、比較的力もあるので、上級者にも好まれます

2. 電子ミシン

こちらも初心者向けのミシンになります。

内蔵された電子回路によって縫い速度やステッチパターンを制御するタイプのミシンです。
ボタンやダイヤルで操作することが多いです。

電動ミシンよりも機能が充実しており、また縫い速度も一定にできるので
使いやすいものとなっています。
しかし電動ミシンよりも高価で、重量もあります。

3. コンピューターミシン
「電動・電子ミシンの進化版」といえるのがこちら。

ボタン一つでステッチの種類を変えたり、糸の調整が自動で行われたりと、とても便利です。
価格は電動ミシンより高めですが、刺繍や装飾など幅広い用途に対応できます。
「将来的にいろんなものを作ってみたい!」と考えているなら、
少し奮発してこちらを検討してみてください。

ブタはーい

その他のミシン

直線縫いのミシンの他にも端処理、刺しゅうなどに特化したミシンもあります。

ロックミシン
「プロ仕様の端処理をしたい!」という方にぴったり。

服作りにおいて、縫い代部分をきれいに仕上げるための専用ミシンです。
また、ニット等ストレッチ性の高い布で洋服を作るためにも活用されます。
ただし、価格が高く、用途が限られるため、
まずは通常のミシンを買ってから検討しても遅くありません

刺しゅうミシン
「特別な1着を作りたい」というときに便利なのが刺しゅうミシン。

カスタマイズ性が高く、自分だけのデザインを楽しむことができますが、
やはり価格が高めで少しハードルが高いかもしれません。
ミシン→ロックミシン→刺しゅうミシンといったように
一度にすべて購入せずに、徐々に揃えていくことをオススメします。

ブタはい

それぞれのメリットデメリット

電子ミシン・電動ミシン・コンピューターミシンの違いとメリット・デメリット

種類特徴メリットデメリット
電動ミシンモーターで針の動きを制御し、ペダルで縫い速度を調整。・構造がシンプルで耐久性が高い
・基本的な機能を網羅
・価格が安い
・軽量で持ち運びしやすい
・縫い速度がペダルに依存するため、慣れが必要
・ステッチの種類が限られる
・自動化機能がほぼない
電子ミシン電子制御で速度やステッチを自動調整。
ボタンやダイヤルで操作。
・縫い速度が安定しており、操作が簡単
・ステッチ変更がボタン一つで可能
・自動糸通しや自動糸切りなど便利機能あり
・比較的静音性が高い
・電動ミシンより価格が高い
・電子部品が多いため故障時の修理費が高額になる可能性
・重めのモデルが多い
コンピューターミシンコンピューター制御で複雑なステッチや刺繍を含む多機能を搭載。液晶画面で操作。・高度な機能(刺繍や複雑なステッチ)が可能
・プログラムで正確な縫製ができる
・多彩なステッチパターンとカスタマイズ性
・操作ガイド付きで便利
・高価格でややハードルが高い
・電子ミシンよりも重いモデルが多い
・多機能すぎて使いこなせない場合もある

選び方のポイント

  1. 電動ミシン:手軽に使えるベーシックモデルを求める人向け。価格を重視する人におすすめ。
  2. 電子ミシン:便利機能ではじめてでも安心。実用的な機能が多いので中長期で使いたい人向け。
  3. コンピューターミシン:刺繍や高度な縫製を楽しみたい方、将来の幅広い用途を考えるすべての人向け。

自分の予算や使いたい機能に合わせて選んでみてください!

ブタへー

ミシン選びのポイント:どこをチェックする?

次に、ミシンを選ぶ際に注目したいポイントを挙げてみましょう。

用途と予算
まずは、何を作りたいのかをはっきりさせましょう。

「シンプルな小物や袋物で十分」という方は、電動ミシンで十分ですが、
「服作りにも挑戦したい!」という方は、
コンピューターミシンも視野に入れて(^_^)v

Tシャツやカットソーが作りたい場合は、ロックミシン(4本糸タイプ)が必要になってきます。

うーーーーん(-_-;)よくわからない・・・
電動ミシンではちょっと心もとない・・・
でもコンピューターミシンを買う決心はまだないし・・・
と、あれこれ悩むことでしょう。

電子ミシン(価格4~5万円程度)でも十分いろいろなものが作れますので、
まずはこちらを試しましょう。
ただ、コンピューターミシンの方が、より使いやすく、
何より作業していてのストレスがほぼありませんので、
長い目で見たら少し奮発するのもありかと思います。

とはいえ、予算はしっかりと立てて考えましょう。

価格は数万円から数十万円まで幅広いですが、
電動ミシンは1~3万円程度で購入できますし
電子ミシンは~4~5万と幅広い価格帯になります。
ただし、長く使うなら少し良いものを選ぶのも手。
高くなればなるほど機能も充実し、仕上がりも違ってきます
高いものはそれなりの価値があります!

ブタビク

必須機能を確認
おすすめの必須機能は以下の3つです:

  • 自動糸通し機能糸通しをサポートしてくれます。視力に不安がある方にも安心
    針の穴までスムーズに通してくれる機能もあれば、少しコツが必要な場合もありますので
    よく確認しましょう。
  • スピード調整機能&フットコントローラー:ゆっくり練習したい方に便利
    早く縫いたい場合はもちろん超スローでゆっくり縫い進めることができます。
    フットコントローラー(手元ではなく足下で操作できるもの)機能を使うと
    足の踏み加減でスピードも調整できます。
  • 自動糸調子機能:布の種類によって、糸の調子を調節してくれる機能
    上糸と下糸の調整を自動で行ってくれます
    厚い生地や薄い生地など、生地に合わせて調整してくれ、途中で布の厚みが変わっても
    そのまま縫い進めることができます。
ブタあせ

試し縫いをしてみる
可能であれば、店舗で実際にミシンを試してみるのが一番!
音の大きさや使い心地は、ネットではわかりづらいポイントです。
ただ、なかなか店舗ではいいにくいもの・・・
試したはいいけれど・・・しっくりこなかったときに断りにくい(-_-;)

それでも安くない買い物ですから、試し縫いはやってみましょう・・・勇気を出して!
もし近所にお店がない場合、口コミやレビュー動画を参考にしてみてください。

ブタ2人

何を作ろうかな・・・

予算は、〇〇円

必要な機能はそろっているかな・・・

試してみよう!

①よし決めた!ここで買おう!
②もう少し考えよう
決めたけどネットで買おう!

※どれも正解!
納得して買いましょう\(^_^)/

⇧見た目とイメージだけで選んだミシンもあります(笑)

ぶたロール

まとめ

  • ミシンの種類を把握し、自分の用途に合ったものを選ぼう。
  • 必須機能をしっかり確認し、使いやすさを重視!
  • 実店舗で触れるか、ネットで口コミやレビューをしっかりチェックすることが重要です。

一度購入すると、高額でもあるため、よほどのことがない限り、
もう一台買おう!という訳にはいきませんよね。
だからこそよく考えてほしいのですが、考えすぎるのもまたよくありません。

結局は、このミシンを持っていたらテンション上がりそう\(^_^)/
そんな気持ちが最終的な決定打になることも多く
一番大事なのかもしれませんよ(^_^)v

あおい
あおい

よろしければその悩み、共有させてください。
もう迷って・・・と思いの丈をメールに書いてくださいね(笑´∀`)

「結局、ミシン選びも運命の出会い。相性が合う1台を見つけるのが一番!」

ブタ体操

次回は・・・
わたくしあおいがちょっと気になるぅーー買ってみたいーーーと思われるミシンを
独断と偏見で、ご紹介します。
完全に趣味で選びたいと思います。
いいと思うかどうかはあなた次第(笑)

ではまた♪

あなたのやり方や質問をお寄せください!
どんなことでも構いませんので、コメント欄でぜひご意見をお聞かせください。

「このミシンどうかな?」というご質問も大歓迎です。

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