5月に地域の生涯学習としての講座~初心者のための向けのミシン講座~
を開催したときのものになります。
過ぎてみるとはやいもので、季節は流れて、6月に入りました。
連休明けにミシン講座を始めたときは、まだ少し暑いとまでは言えない
外風が心地よい季節でした。
天候はまだまだ定まりませんが、日差しは夏に向かっているようです。
今回は、ミシンの直線縫いを経て、曲線縫いを使って小物を作ってきましょう。
①として、表布と内布を作って、二枚を合わせていきます。
準備
まずは布を準備していきます。
きんちゃく袋ですので、ひもでぎゅっと締め付けるので
あまり厚くないものを選んで下さい。
できあがりサイズが、30㎝の円形のものになります。
広げると平らになり、ひもを締めると袋状となります。
縫い代を含めると、35㎝でギリギリサイズですので
40㎝以上、50㎝あると不測の事態にも対応できていいかと思います。
半円で印をして、周りに1センチの縫い代を付けます。
この時に、角の余分な部分は、切り落とさずに残しておきましょう。
円形のものは、歪みが出やすく、簡単に布ずれしがちです。
周りに布を残しておくことで、多少のズレにも対応可能となります。
表布は、ひも通し口を
内布は、返し口をそれぞれ開けておきます。
内布
本体の内部にあたるところです。
返し口として、中央を4~5㎝開けておきます。
ここから表に返します。
写真のように縫い代を二枚一緒に片方に倒してアイロンをかけておきます。
表布
本体の表側になります。
内布と同じように、直線の部分を縫います。
ひも通し口を1.5~2㎝程度開けておきます。
ここからひもを通します。
縫い代はアイロンで割っておきます。
合わせる
表布と内布を、中表で合わせて、周りを縫います。
表布と内布、縫いはぎ部分を合わせます。
ここさえ合わせてあれば、他の部分は自然となじんでいきますので
ここはしっかりと合わせて下さい。
角の余白部分は、まだ残してあります。
カットするのは、合わせた後になります。
同じものが二枚のようですが、
表布はひも通し口を、内布は返し口を、それぞれあけてあります。
布は、表側と内側とで同じものでもいいし、別のものでもいいですね。
全く別の絵柄を合わせてもいいかと思います。
小さいものですし、また曲線を使っていますので
少し縫いにくさはあるかもしれません。
一つ作って、次にもう一度挑戦という場合は
サイズを変えたり、絵柄を変えてみてもいいかもしれませんね。
次回は、表に返してひもを通し、仕上げていきます。
体調に留意し、夏に備え、涼しく比較的過ごしやすい今の時期に
体力回復に努めていきましょう。
ではまた♪
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