ニット地を使って、衿にしました
袖がニットなら、衿もニットでも違和感ないかなと(^^ゞ
少し衿ぐりが開きすぎてるかなーと思ったのもあります
夏ならばこのくらいはちょうどいいですが
この季節では少し寒々しい
中にニットを着たらいいか・・・といろいろ考えた末、こうなりました
元の衿ぐりに、ニットの衿を足しました
工程はシンプル
衿の高さは、自分の好みで自由設定です
高さを4㎝に決め、縫い代を加えて、5×2で10㎝
衿の長さは、衿ぐりとの関係になります
ニットの種類にもよりますが
それほど伸びないもの(例えば、Tシャツくらいの質感)であれば
衿ぐり-5~6㎝とし、衿ぐりよりも短めに設定します
二つ折りにして端を縫い、縫い代を割り、図のようにたたみます
衿付け側に、四等分の印をしておきます
衿ぐり側は、一周を四等分して、こちらも印をしておきます
背中心と前中心の印をして、その間を二等分して、四等分の印を決めます
ニットの衿と、衿ぐりを合わせます
印をした四ヶ所をとめると、ニット衿は短いのがわかります
中心のハギ目は、後ろ中心と合わせます
衿ぐりを基準にして、ニット衿を伸ばして、
本体とニット衿を三枚一緒に縫います
1周縫って、ジグザグミシンをかけます
基本の直線縫いCとジグザグはGを使いました
仕上げ
衿ぐりを落ち着かせていきます
縫い代を見頃側に倒してアイロンをかけ、整えます
アイロンをかけた後、見頃側に1~2㎜のステッチをかけます
針落ちを移動させるDにミシンの設定を変え、端に来るようにします
そのまま1周縫って完成です
まとめ
ニットの衿にしたら、見返しもいらないし、衿ぐりの始末が楽ですね
何とか仕上がったものの、出来上がりは、少し不満が残るかもしれません
☆ニット衿の寸法を設定するのがアバウトすぎて決めるのが難しい
→ニットの伸び率にもよるから、なかなかはっきりとは設定しずらい
☆衿ぐりに縫い付けるのが難しい
→本体の衿ぐりを伸ばさないように気を付けて縫いましょう
→ニット衿は、必要以上でなければ伸ばしても大丈夫
☆曲線の衿ぐりと、伸び縮みするニット二枚を同時に三枚縫うのは、難しい
→衿ぐりにニットを縫い付けるイメージで、衿の曲線にニットを合わせていく
☆出来上がりはイマイチ
→ニットを縫うのにミシンだけでは心もとないのは確か
このくらいで・・・と妥協点も決めましょう
最高点でないにしても、及第点を目指すには、
やはりロックミシンは必要なんでしょうかね
縫ってジグザグの2工程が、4本ロックで一周、で済むのですから
機械を設置して、糸を替えたりしている手間暇を差し引いても
出来上がり重視であれば、ダントツでロックミシンがきれいですし、スッキリと仕上がります
服を縫えば縫うほど、新しいミシンがほしくなります
機能が充実していればいるほど、出来上がりのクオリティも急上昇です
思ったように動いてくれるミシン
最初は、うまくいかなくても、毎日使って、なだめたりすかしたり(笑)
ミシンも育てていくものなのかもしれません
ではまた♪
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