【ゆるっと解説】パネルラインとプリンセスライン

うさぎ 洋裁

久しぶりにおしゃれウサギの登場ですwww

今回は、パネルラインとプリンセスラインについてお届けします

うさぎ

パネルラインとプリンセスライン、異なるカーブを縫い合わせる
ちょっと高度な技術
になります

できたら、しつけなしでさらりと一発で決めたいところです

縫ったりほどいたり、またしつけをしたりして
あっちに向けたりこっちに向けたり
布地を必要以上に触りすぎてしまうと、
せっかくの布がクタクタになってしまいます

今回は、まずパネルラインとプリンセスラインを理解して
次回は、きれいなラインに仕上げられるようにその方法へと続きます

パネルラインとプリンセスライン

何とも美しい響きの2つのライン♪
違いは、切り替え位置です

  • 袖ぐりから裾線へとのびているのが、パネルライン
  • 肩線から裾線へとのびているのが、プリンセスライン

元々は身体のラインをくっきりと出すためのものですが
今は、このように、デザイン的に切り替えを入れてもかわいい感じになります

うさぎ

間違えやすい名前ですが、名前は正直どっちでもいいのではないでしょうか
どっちかがプリンセスでどっちかがパネルで(笑)
このウサギツインズでおぼえてもらえると嬉しいです

ダーツから考える

そもそも何?ここに切り替えを入れるのは、ただのデザイン?なのでしょうか

もちろんそれもありますが、
ダーツのかわりに胸のふくらみを出すためでもあります

ダーツ

基本のダーツ

よく見る三角のダーツです
ここを縫う事で、山ができ、胸のふくらみを作ることができます

ダーツの縫い方についてはこちらの記事も参考にしてください⇊

ダーツをこの位置で作りたくない( ˘•ω•˘ )
でも、どこかにダーツ分を入れなければいけません
そんな時、パネルラインとプリンセスラインを作ります

どこかにダーツに変わるものを作らないと
凹凸のない平らな見頃になってしまいます

パネルライン

型紙の状態で、基本のダーツをたたみ、印を押さえてラインを切り開きます
曲線部分が急になり、前身頃と縫い合わせた時に柔らかなふくらみができます

パネルライン

プリンセスライン

こちらも型紙の状態で、基本のダーツをたたみ、印を押さえてラインを切り開きます
曲線が急になり、前身頃と縫い合わせることで、胸のスペースが確保できます

プリンセスライン

製図の段階で、もう少し細かい注意点はあるのですが、
ザックリ説明するとこんな感じです

これで基本のダーツをライン上にうつすことができました

縫い方

パネルラインもプリンセスラインも、異なるカーブを縫い合わせていきます

でっぱりカーブとへこみカーブを縫い合わせます
線と線なら、このまま合わせたら、できそうに見えますが
ここに縫い代を付けたとたん、難しいことがわかります

カーブ

縫い代の向きをそろえて置いてみましょう
カーブが、でっぱりカーブへこみカーブと、まるっきり反対になっています
これを合わせていかなければなりません(・´з`・)

カーブ

これについて、次回お話していきます
楽しみにしていてくださいね

以前、パネルラインのしつけなしの縫い方記事を載せました
こちらも合わせて参考にしていただけたらなと思います⇊

うさぎ

雨が続いて、ムシムシした気候が続いています
早く晴れてほしいけれど、ギラギラ太陽はちょっと遠慮したい・・・
でも夏はやっぱり暑い方がいいのかね

暑すぎても寒すぎてもイラっとしてしまうけど
寒い方がまだマシだわ・・・山育ちだからかね

心身共に穏やかに過ごしましょ(^_-)-☆

ではまた♪

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