縫い代はどう考える?迷わないための判断ポイントー 縫い代のお話③―

縫い代 コラム

縫い代は「形」だけでは決まらない

縫い代

これまでの記事では、縫い代の基本として
1㎝と1.5㎝、そして裾という目安を紹介し、
なぜ縫い代が1㎝と1.5㎝に分かれるのかというお話をしました。

この数字は、必ず頭に入れておいてほしい基本です。
洋服作りの工程では、何度となく出てくる目安になります。

ただし、
直線だから1.5㎝
曲線だから1㎝

と単純に決めてしまうのは危険です。

布は、紙ではありません。
裁断した瞬間から、布は動き始めます。

縮んだり
よれたり
ほどけたり

完成までの工程の中で、少しずつ変化していきます。

だからこそ、
直線+理由
曲線+理由

というように、もう一段階の判断を加えながら、
縫い代を決めていく必要があります。

縫い代
ブタビク

仕上がりを考える

布にはさみを入れた瞬間から、布は変化をはじめます。

特に曲線部分は、1㎝の縫い代を付けたとしても、
作業の途中で少しずつ形が変わっていくことがあります。

この部分は、仕上がったときにどこになるのか。
どのように見える部分なのか。

完成を想像する

裁断の段階から、仕上がりを予想しておく必要があります。

仕上がりを意識しておくことで、
縫い代を少し多めに取るのか、
基本通りにするのか、
判断しやすくなります。

縫い代

工程を考える

工程も、見落とせないポイントです。

洋服作りは、いくつもの工程に分かれています。

肩を縫って
ロックミシンをかけて
袖を付けて
衿ぐりを始末して

この順番の中で、布は何度も動かされます。

曲線の1㎝の縫い代は、
できるだけそのままの状態で作業に入りたい部分もあります。

しかし、工程の都合で先に別の作業をしなければならないこともあります。

そうした工程の順番を考えながら、
縫い代が変化しないかどうかにも気を配る必要があります。

布を考える

布の性質も、大きな要素になります。

例えば、厚い生地の場合。
1㎝の縫い代では、重なった部分がごろつきやすく、
きれいに仕上がらないことがあります。

そのため、少し広めに縫い代を取り、
あとでカットして整えるという判断をすることもあります。

また、ほどけやすい生地の場合も同じです。
曲線部分を1㎝で裁断しても、
作業を進めるうちに、端がほつれてきてしまいます。

気づくと
0.8㎝
0.7㎝

と縫い代が少なくなり、
作業もしにくく、強度も不安になります。

さらに、パーツが多いデザインの場合も注意が必要です。
切り替えが多く、何度も縫い合わせる服では、
縫い代が少ないと調整が難しくなります。

このような場合は、
少し多めに縫い代を取り、
工程の中で整えていく方が安心です。

このように、布の厚さや性質
デザインの複雑さによっても、
縫い代の取り方は変わってきます。

縫い代
ブタあせ

まとめ

このように、縫い代は単純に
1㎝か1.5㎝か
だけでは決まりません。


仕上がり
工程

こうした要素を考えながら、
総合的に判断していきます。

縫い代
ぶたロール

ただ、この判断を毎回ゼロから考えるのは、
やはり大変です。

あおい
あおい

つまりどういうこと?
布によってそれぞれってこと?
難しい・・・

ですよね・・・。
全部わかったらそりゃ便利だけど。

それに、例えばこんな場合とかあんな場合とか、
いろいろあっておぼえられないし、
複雑すぎない?
そう感じたと思います💧

そこで今、
迷ったときにすぐ見返せるような
小さなガイドとしてまとめています。

もう少し整理できたら、
あらためてご案内しますね。

手元に一枚あると、判断がぐっと楽になるものになりそうです。

ぶひ子

coming soon\(^_^)/
ではまた♪

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