パンツ作りもベルト付けに入っていきます。
ベルト付けは、苦手だなぁと思う人も多いかと思います。
慣れるまでは、やはりちょっとだけ大変さはありますが、
今回のやり方を通じて、少しでも苦手が克服できたらと思います。
前回は、前パンツにギャザーを寄せました。
今回は、
ベルトを本体に縫い付け⑥、
後ろパンツのみにステッチ⑦、
と、後ろパンツにフォーカスしていきます。
さあ、まずは縫い付けからです。
ベルトを縫い付ける
輪にしたベルト布を、本体に縫い付けていきます。
身頃を裏側にして、その上にベルト布を乗せます。
脇、中心と合わせて、ピンを打っておきます。
個々でもしもピンだけでは不安だ・・・と思われたら
軽くしつけをしておいてもいいですね。
1周合わせたら、縫っていきます。
その時、次の仕上げのステッチのために、折り山よりも少し内側を縫っておきます。
ベルトが合わない
ベルト布と身頃を合わせる
・・・と簡単にいうけれど、これがなかなかやっかい(-_-;)
○○㎝と型紙通りにぴったりに出来ていたのなら、問題ないのだけれど💧
⇩
後ろパンツは、型紙通りの寸法であるし、前パンツは、ギャザーで寄せて、規定の長さにミシンもかけ
サイズ的には、ベルト布と合うようになっています。
しかしながら、いろいろやっている内にズレも出てくるでしょうし
また、ギャザー寄せ、脇縫い、ベルトを輪にしたとき、などなど
一つ一つは、しっかりと測ったつもりでも
ほんの少しのズレが重なって、ベルト布と合わない!といったことも度々あります。
どうする?
前は、ギャザー部分を多くしたり、
後ろは股上を縫い直すなどして、
ベルト布と合うように調整します。
もっと前に考えよう(^_^)v
ベルトの段階になってあわてないように、
身頃を合わせるとき、アイロン時、ギャザー寄せなど
それぞれのタイミングで、寸法を確認するクセを付けておくといいと思います。
最初は慣れないかもしれませんが、
何度かやる内に、身頃を合わせる最初の段階で
ベルト付けの事を想像できたらいいなぁと思います。
ステッチをかける
次に、後ろパンツのウエストのみにステッチをかけて押えます。
脇と中心をピンでとめ、1~2㎜で端をステッチで縫っていきます
最初縫った縫い目を隠すように、ベルト布をかぶせます。
悩ましい問題
少し長い距離になると、ピンでとめただけでは、ズレてしまう場合が多くあります。
しつけをする、ピンを多めにとめる、さらに、縫い方に工夫する(上下に引きながら進む)
といったことに注意しながら、縫っていきます。
しつけなしで縫うことを書いてます。
こちらも参考にしてくださいね。⇩
布の種類によってもズレ方は変わってきます。
すんなりいく場合もあるし、薄い生地などの場合は、ほんの5~6目進んだだけなのに
押さえの圧力に押され、どんどん前へ前へとズレていってしまいます。
ズレてるな💧と感じたら早めにやめて修復しましょう。
なんとかなるでしょ(*^-^*)という強行突破は、必ず失敗します(笑)
ここで確認
確認していきましょう。
ベルト布は、後ろパンツのウエストのみステッチになっています。
この状態では、まだ前パンツのウエストは、はじめの縫い付けのみで
ステッチはかけていません。
前パンツは、まだ、ひらひらした状態になっています。
ここからゴム入れに入っていきます。
それはまた次回。
ここまでやっておくと、もう終わりが見えてきました。
いよいよ12月へと突入しました。
さすがに寒さも増してきましたね。
富士山も、やっと真っ白になり、冬だなぁと感じる今日この頃です。
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