家庭用ミシンに内蔵されているジグザグ縫い…手強い( 一一)
クオリティを求めれば求めるほど、どんどん遠ざかっていく。
もう、とりあえずかがっとけ!と投げやりになってしまいそうです。
前回は、ジグザグ縫いがなかなかうまくいかないこと。
布の種類や厚さによって差があること。
また地の目によっても変わること。
…つまり、すべてにうまくいかせることは難しいというお話でした。
今回は、チュニック作り場合を考えて
実際の見返しを想定し、ジグザグをどうしていこうか…というお話になります。
うまくいかないながらも、できるだけ完成度高く近づけたい!
ロックミシンには遠く及ばないけれど、何とか今あるミシンで、やれること精一杯に!
と考えてみました。
なかなか手強いよ\(◎o◎)/!
案内線を引く
まずは、ジグザグ縫いっていきます。
見返しなどの場合、直線は大丈夫でも
カーブのきつい部分ではどうしても、あちらこちらにあらぬ方向へと行ってしまいます。
そのたび、イライラですよ…💦
基準となる案内線を引いておきましょう。
山の端でもいいし、山々の中央でもいい。
手持ちのミシンの押さえの種類に応じて、自分なりに決めてみましょう。
このような押さえならば、左端の山の通り道に印をすることで
縫い位置を安定させることができます。
※ジグザグを少し内側にするタイプの縫い方になります。
4種の縫い方
案内線を引いて、ジグザグ4種を縫ってみます。
見返しを想定し、見本を作り、それぞれに試し縫いをしてみます。
縫いやすさや布の縮み具合などを調べます。
AとBは、1を使って縫い方を変えたもの
Cは、1のジグザグに直線縫いを加えたもの
Dは、3の飾り縫いにしたもの
1は、直線は強いけれど、カーブになると安定しない。
3は、意外ときれい…でも少し手間がかかる。
〔C…ジグザグ1+直線〕∨〔D…ジグザグ3〕で決まりでしょうかね…
直線縫いをプラスする
ジグザグ
+直線縫い
もしも余分な布が気になるようなら、カットします。
山だけよりも、直線でガードしてある分、カットもやりやすさが増します。
失敗はある
とはいえ!
㊟これはミシンによってだいぶ変わります。
どうやっても、この山が縮んでしまう場合もあります。
つまりミシンによってだいぶ変わるということ。
……という元も子もない結果になってしまいました。
でも大丈夫!
そんな時は、3タイプのジグザグ(飾り縫いの部類か?)でやってみましょう。
この場合は、ほぼどのミシンでも、布の種類によっても
ほぼほぼ、成功します。
うまくいかなかったら、3タイプで。
もしかしたらミシンによっては、飾り縫いの種類が豊富で
ただの山々より、もう少しかわいいものにしたくなるかもしれませんね。
そんな時は、楽しみながら、やってみてもいいのかなーと思います。
かがりに決まりはなく、
布端がボロボロしなければ、または、できるだけしないようにすることが大前提。
ということさえ忘れなければ、いいのではないでしょうか。
寄り道が長くなってしまいましたが、
次回からは、またチュニックシリーズに戻り、完成へと進ませていきたいと思います。
今日はとても暑い日でしたね。
これからもっと暑くなるのか?と思ったら
まだ6月だというのにもう秋が待ち遠しくなりました。
これからもよろしくお付き合いのほど、よろしくお願いします。
ではまた♪
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