最近日差しが苦手です。
今までも、ちょっと苦手だなぁとは思っていましたが、
そこまで気にしたことはありませんでした。
車に乗っているとき・・・強い日差しが差し込む。
ちょっと眩しいけど、あの角を曲がれば、日差しが遮られるはず・・・と耐える。
また、電車に乗って座った席が、たまたま日差しが当たって・・・
不快だけれど、それほど長い時間でもないから耐えよう・・・せっかく座れたし。
このような事があった後、決まって頭痛になってしまいます。
それは、光過敏性頭痛といい、光に対する過敏症が原因で頭痛が引き起こされるようです。
特定の光や光の刺激に対して頭痛や不快感を感じる症状であり、
一般的には片頭痛の一種と考えられています。
最近悩まされているこの症状を考えていきたいと思います。
外的原因
光過敏性頭痛は、もちろん人それぞれ身体も違うように症状も違います。
よって原因も1つに決められるものでもありません。
ただ、強い日光や照明、フラッシュ光に極めて敏感で、
これらにさらされると頭痛が引き起こされるようです。
以下、3つに絞ってみましたもしもどれかに当てはまるようであれば
過敏性頭痛を疑ってもいいかもしれません。
①光に敏感
光過敏性頭痛の人は、強い日光や人工的な明るい照明、カメラのフラッシュ光などに非常に敏感です。
これらの光刺激が直接眼に当たると、または、間接的であっても目に入ると
脳内での神経信号の異常が引き起こされ、頭痛が発生する可能性があります。
眼球や視神経系の構造が通常よりも変化している場合、
また、光に対する神経系の反応が通常よりも過剰である場合、
つまり、いつもと身体の調子が違っている時など、敏感に感じやすいようです。
②視覚的な刺激への過敏
光刺激以外にも、視覚的な刺激に対しても異常な反応を示すことがあります。
例えば、画面の明るさやパターン、視野内の急激な変化に対して敏感になり、
これが頭痛を引き起こす要因となります。
神経の働きが普通よりも変わっていると、
目に入る情報に対して通常よりも敏感に反応することがあります。
③他の典型的な片頭痛の症状
光過敏性頭痛は通常、単なる光への過敏症状だけでなく、
一般的な片頭痛の痛みも伴います。
激しい頭痛、吐き気、嘔吐、光や音に対する感受性の亢進、そして集中力の低下が含まれます。
これらの症状は、脳内の神経活動の変化や血管の異常によって
引き起こされることが考えられています。
内的原因
外的原因を示しましたが、誰もが頭痛を引き起こすわけではありません。
それには、やはり受け取るこちら側にも原因がある事が予想できます。
いつもと身体の調子が違っている時
神経の働きが普通よりも変わっている
脳内の神経活動の変化や血管の異常
つまり、身体が、いつもと違う状態→正常ではない状態というのはどんな状態でしょうか。
それは、疲れやストレスです。
疲れたり、ストレスが強くかかった生活をしていると、風邪を引きやすくなると同じように
光過敏性頭痛を引き起こす要因となることがあります。
一般的に、疲れやストレスが蓄積されると、神経系が敏感に反応しやすくなります。
この状態で光に対して過敏になり、頭痛が発生するようです。
もちろん個人差はありますよね。
特定の状況やトリガーに敏感な人がいる一方で、
同じ条件下でも、全く影響を受けない人もいるのです。
外的対策
では、どのように対処していったらいいのでしょうか。
光という光を遮断して生きていくわけにもいきません。
健康のためには、日光の光もある程度は必要になってきます。
以下の3つで、自分に無理なく取り入れられる解決策を、考えていきましょう。
①サングラスの着用
強い日光に晒されると、眼球の表面にダメージを与える紫外線が増加します。
たとえ直接光を見ていないとしても、わずかな光は眼球へ届いています。
サングラスは、有害な光から目を守り、光過敏性頭痛のトリガーを軽減します。
特に偏光レンズを使用することで、眩しい反射光を防ぎ、
視界のクオリティを向上させることができます。
②帽子や日傘の利用
日差しの直射を遮断するため、帽子や日傘を活用しましょう。
これにより、顔や頭部への直射日光が軽減され、紫外線による頭痛の発生リスクが低減します。
特に屋外活動や強い日差し下での作業時には必須です。
③十分な水分摂取
暑い環境での作業時は、短時間であっても、特に注意が必要です。
水分不足が、脱水症状だけでなく、頭痛を誘発する可能性があります。
こまめな水分摂取は、体温調節を助け、光過敏性頭痛を和らげます。
内的対策
対策も、外側だけでなく、内面からのものも必要になってきます。
いつもと身体の調子が違っている時
神経の働きが普通よりも変わっている
脳内の神経活動の変化や血管の異常
このいつもと違う状態に気づくために、普段から健康管理に気をつけることは非常に重要です。
光過敏性頭痛の対策として、以下、いくつかのポイントを挙げます。
①規則正しい生活習慣
定時に寝たり起きたりして、体内時計を整え、生体リズムを調整します。
規則正しく生活することで、体調の安定化が期待できます。
また適切な睡眠は、体や脳のリフレッシュに不可欠です。
また、適度な運動は血流を促進し、ストレスホルモンの分泌を抑制します。
不規則な生活は、頭痛や光過敏性のトリガーになる可能性があります。
規則正しい生活と十分な睡眠を確保することで、
身体の疲労を軽減し、光過敏性頭痛の発生リスクを低減できます。
②適切な栄養摂取
バランスの取れた食事は体の健康を維持し、頭痛のリスクを軽減します。
特に、チーズやチョコレート、アルコールなどが頭痛を引き起こすことがあるため、
これらの摂取には注意が必要です。
③ストレス管理
ストレスは、頭痛を引き起こす主要な要因の一つです。
誰もが何かしら悩みを抱えており、ストレスに常に晒されています。
なかなかやっかいで、解放されるのは難しいものです。
1つの方法として、深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラックス技法を取り入れ、
定期的にストレスから解放される時間を持つことが理想です
もう一つとして、 ストレスの原因を特定し、できるだけそれに対処すること、
つまり、ストレスの元をなくす事が出来たら・・・。
問題解決のアプローチを取るか、状況を受け入れる方法を見つけるなど
ストレスへの適切な対処策を見つけましょう。
できたらの話ですが💧
とはいえ・・・
いくつかポイントを挙げてきましたが、
光過敏性頭痛の発生を予防し、症状を軽減するのに役立つのでしょう。たぶん。
ただし、個々の症状や体質はそれぞれで、すっきりと解決できる問題ではないことも確かです。
規則正しい生活とバランスの取れた食事も、思うように実行できたら何も悩みもありません。
またストレスもさっさと解決できるなら、こんないいことはありません。
どうにも出来ないから悩んでいる。
ただ、何事にも近道はないように、やはり最終的には
規則正しい生活とバランスの取れた食事に適度な運動、ストレスのない生活
健康で生活するためには、このような基本的なことが大事なのだなと実感しています。
光過敏性頭痛は、とても辛いものです。
こんな辛い思いをしているのに!それなのに!
今回挙げた対策をなかなか取れていないのが実際のところです(T_T)
せめて日差しを遮る帽子を被るくらいでしょうか・・・。
治ればまた忘れ、そして頭痛に悩まされて、気をつけて、そして忘れる。
人はこんなことの繰り返しで、なかなか成長しないものですね。
せっかく寒くなったのに、また暖かくなるようです。
寒暖差に気を付けて過ごしましょう。
ではまた♪
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