今でこそ、少しは世間に広まってきた手指の変形関節症~ヘバーデン結節
私が発症した10年ほど前は、まだあまり知られていないせいか
自分でも何が何だからわからない、得体のしれない病気なのかと随分と心配しました
いくつもの病院を経て、病名がはっきりしたときは、なんだかホッとした事を思い出します
はじめは痛みもひどく、一時は、たとえ小さな物でも
つかむのに痛みが伴い、洗濯物を干すのにも苦労しました
それも少し経つと、ただ見た目がひどいだけで、痛みはなくなりました
ところが最近、また痛むようになってきてしまいました
特に、指を酷使したわけでもないだろうに、もうこれは老化か・・・
ちょっと元気をなくしてはいますが、
もう一度、ヘバーデンについて調べ直してみたお話です
原因は不明
原因は不明(-“-)
第1関節の変形、突出、疼痛
見た目もひどいし、さらに痛い・・・
それなのに、原因は不明
ホルモンバランスのせいだったり、冷えだったり、遺伝的な要素もあったり
まだまだ解明されていないことも多いのですが
一般的に指をよく使う人になりやすい傾向があるようです
一方で、どんなに指を酷使してもならない人もいるわけです
なんか不思議
加齢と共にその割合は増えていくので、
病気というよりは、老化現象の一つ、よくある疾患の一つ
つまり見た目だけで別に大したことない・・・ですかね
私に置き換えると、
元々指が弱いうえに、さらに使い過ぎて
そして、年も取っているという事で落ち着きました
わかったようなわからないような
なんだかなぁ・・・(´-`).。oO
治療と予防
治療は特になし(´-`).。oO
処方されたのは痛み止めのみ
あまり使わないようにすることと
使う時はテーピングなどをして、指を保護しましょう
でもさ、使うよね・・・
使わないで済むならそうしたいけど、日々の生活はあるわけで
指を使わずに暮らすなんで無理だしね
痛み止めも、そこまでひどくなければ飲まないし
テーピングをしても痛いものは痛い
つまり何も変わらなかったという事になります
それでも指を極力使わないようにして
使う時は、テーピングしたり手袋をしたりと、できるだけ保護していたら
そのうち痛みもなくなり、普通の生活ができるようになりました
ただ腫れた第一関節は、そのまま治ることはなく
親指以外は、すべて腫れたままのひどい手
手はきれいだったのになぁ・・・と思うと悲しくて
人前で手を差し出すことが、できなくなりました
今は、もう慣れたから、何ともないですけどね(≧◇≦)
現状
また痛んでいます((+_+))
コロナ禍以降、教室も閉鎖し、お直し仕事などはかなりセーブしてきました
それでも、洋服作りは毎日の事で、
楽しみながら、無理のないようにやってきたつもりでした
涼しくなり始めた頃から、また指が時々痛むようになってしまいました
重いものを持った後とか、指を酷使したからとかの法則はなく、
急に激痛が走ります
おもわず、「痛っ!」といってしまうくらいです
長引くことはなく、ほんの数秒で、
マッサージなどをしてやり過ごせば、そのうちおさまります
それに加えて、握力も弱くなりました
朝は、バリバリに手がこわばっているし、
ペットボトルのキャップも、力が入らず、なかなか開けられなくなりました
洋裁に関しても、思うように手が動かずに、イライラすることも多くなりました
縫い目の開きも、以前はスッとできたのに
指が言う事を聞かず、モタモタしてしまう
布合わせも、特に柄合わせの脇縫いなど
以前は、一発で決められた作業も、ミスが多く、何度もやり直す始末・・・(-“-)
そして突然襲ってくる痛み・・・(>_<)
それまで普通に簡単に出来ていたことが、だんだん難しくなってくること
これが老化なんだと思います
そしてうまく付き合っていくしかないのか・・・
最新の治療
ヘバーデン結節の原因が、モヤモヤ血管だったという事を知りました
もちろん正しいかどうかはわかりませんが、
カテーテルで治療すれば、治るまではいかなくても、症状や痛みは軽減される・・・ということ
患者側にしては、なんだか心躍るお話です
書籍も出ていました
受けてみたいな・・・この治療
少しでもよくなるのなら、やってみたい
痛みとか、見た目とか(・_・;)
今はもう、何ともないとか言いながらも
やっぱり、まだいろいろ気になるのだな・・・(笑)
このところ、少しだけ縫い物はセーブしています
それがいいのかどうかはわからないけれど、
手指を休ませて、冷やさないようにして・・・くらいしか思いつかないからね
これから寒くなる季節
今年の冬は、手袋が活躍しそうだな・・・(;^ω^)
コメント