マチ(襠)とは・・・※漢字難しすぎる(^^;
袋物に厚みや奥行きを加えて、立体的にする作業です
もちろん洋服にも使います
お弁当袋、トートバック、ポーチ、お買い物バックなど、
おぼえておくと様々な場面で活躍できます
マチにもいくつか種類がありますので
代表的なものに絞ってお伝えしたいと思います
脇線を縫って、ここからはじめますよ(^^♪
マチの種類
- 三角マチ・・・脇線と底線を合わせて三角を作り、マチを作ります
- 折り返しマチ・・・マチ分を折り返すだけの簡単マチです
- 挟みマチ・・・脇線を縫う時に中央にマチ分を折り込んでマチを作ります
- 縦マチ・・・底線をハギに取り、横方向に折ってマチを作ります
同じサイズのマチでも、やり方一つで印象も変わります
①三角マチ
脇線と底線を合わせて、三角を作ります
マチ分〇㎝を三角形の頂点からはかります
マチ分〇㎝を、上下同寸となるようにとります
縫い線は、斜めになると寸法が変わってきますので
同寸となるように、脇線に直角に縫い線を引き、きれいな三角形を作ります
そのまま縫い線を縫います
輪の部分は、最後まで縫い切らないように注意します
②折り返しマチ
脇線を縫ったら、マチ分〇㎝を脇線上に折り上げ、縫います
表に返して整えると、マチが出来上がっています
底部分にマチ分を収納することができるので、
すっきりと畳んでしまうことができます
③挟みマチ
外に三角が出ている、デザインのポイントになるマチです
脇線を縫う時に、下まで縫ってしまわないで
途中でマチ分を中に折り込みます
表に返して整えると、三角があらわれます
バックなど、デザイン性の高いものなどに使われます
④縦マチ
折り返しを縦にしたマチです
②折り返しマチの縦バージョンで、スーパーの袋やビニール袋などに見られます
脇の部分を中に入れ込んですっきり畳めるので
エコバックなどに使用すると、便利です
おまけ
輪の部分は、最後まで縫い切らないでください、と
よくでてきますが、なぜでしょう
輪を縫い潰してしまうと、
表に返した時きれいな角ができにくくなるからです
生地が薄くなればなるほど、少しの衝撃が微妙なズレを起こします
ポーチなど目立たない場所のほんの小さな角ならば、
少しくらい歪んでいても問題いでしょう
でも、もしこれが衿先だったり、カフスだったりしたらどうでしょう
きっと気になってしまうと思います
その時のために、今からどんな角も、しっかり角度を出していきましょう
まとめ
一番使うのはやはり、①三角マチです
三角に縫うのでわかりやすい、というのもあります
縫い線が斜めにならないようにする事が大事です
次に人気は、②折り返しマチです
折り上げて縫えばいいだけですから
かんたんで、失敗も少ないです
マチ部分を中に入れ込んですっきり畳めるのも◎です
③挟みマチは、バックなど、デザイン重視のものを作るときに使います
外マチとも言われているように、外にマチが出ているようなデザインになっています
④縦マチは、エコバックが便利です
底ハギで仕立て、横に折るだけで縦にマチが入ります
こちらもすっきり畳めるので、持ち運びにも便利です
それぞれの特性や、好みで、あれこれと作ってみてくださいね
早速バック作ろうかなーと思っていただけると嬉しいです
ではまた♪
激安ショップナカムラさん
ついついたくさん買っちまいます(;^ω^)
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