【洋服作り】チュニックを作りましょう⑪袖付け~ちょっとしたコツで自作服を格上げしよう!

洋服作り チュニック作り

ふりかえれば、5月18日より始まったチュニック作り♪
世界一ゆっくりの洋裁講座として、ある意味挑戦でした。
まだまだわかりにくいなぁ…とか、もっと細部を写してぇ…といった
そのような感想がありましたら、コメントへ入れてくださいね。

疑問点は人それぞれ、それぞれって言い方はあまり使いたくないのだけれど
やっぱり言われないと気付かないことってあるようです。

チュニック作りも11回を迎えました。
そして、あと残りわずかになりました。
最後までしっかりとやっていきましょう。

今回は袖付けになります。

ブタるんるん

確認していこう

前回までで、衿ぐり見返し付けも完成し、ほぼ全貌が見えてきました。
脇がまだ縫い付けていないので、写真のように広げ、袖付け位置を確認しましょう。

洋服作り

裁断の時につけた後ろの印もしっかり確認しましょう
※ここで間違えないように💦

洋服作り

付け位置を確認したところで、さっそくはじめましょう(^_^)v

ブタ先生

袖口を先に

袖を身頃につける前に、袖口をアイロンで折っておきます。

袖口は、最後の処理になります。が!
筒状になってしまってからでは、アイロンかけが少し大変になります。
身頃に縫い付ける前の平らの状態の時に、袖口を折っておきましょう。

今回の袖口の縫い代は、2㎝。1㎝折って+1㎝とさらに折って、三つ折りにします。
平らのままの状態で折った方が、しっかり正確に、そして楽々に折ることができます。

洋服作り
洋服作り

必殺アイテムで

こちらは、工作用の厚紙で作った袖口専用台紙です。
1㎝、1.5㎝、2㎝・・・と、数種類の幅のものを常備しています

今回は、1㎝+1㎝の三つ折りですので、1㎝幅のものを使用します。

洋服作り

まずは、出来上がり線に合わせて、台紙を置き、折り込み部分を折っていきます。
台紙は、滑りやすいので少し注意が必要ですが、
何もないところを折るよりも、だいぶ楽ですし、きれいに折れます。

洋服作り

①はじめに、折り込み部分を折ります。
②次に、そのままの状態で、台紙ごと出来上がり線に沿って折り、
 台紙を抜いて、もう一度上から押さえます。
③左右の袖を同じように折って完成です。

洋服作り
洋服作り

このようにして左右同じように、袖口を折り上げておきます。
最後の袖口周りのミシンが、格段に楽になります。

ブタ桜

袖付け

さて、袖付けに戻りましょう。

このように身頃の上に袖を合わせ、ピンを打っていきます。
以前にもお話したように、まずは両端、中央と留めて、さらにその間を留めていきます。

身頃の方が、少し生地が斜めの地の目になっていますので
身頃に上に袖を乗せる形で、ミシンをかけていきます。
反対に、袖に身頃を乗せる形でミシンをかけると、進んでいくうちに多少ズレが出てしまいます。
これは、身頃の地の目が斜め/になっていることに関係しています。
ミシンの押さえ金の圧で、上の生地が、徐々に押されいってしまうためです。

縫い代は1㎝、印はしていませんので、ミシンのメモリを頼りに縫い進めていきます。

洋服作り
洋服作り

ここは、あとで少しカットしたりして、手直し可能な部分ですので
あまり神経質にならずに、
1㎝くらいで縫おう(^_-)-☆」という気持ちで大丈夫(#^^#)

ブタ体操

肩線を思い出して

袖付けの時、肩線の部分を注意していきましょう。

肩線のアイロンがけの時に書いたように
少し遊びがある状態になっています。(左側)
引っ張って伸ばした状態(右側)にして縫いつけたいところですが
このまま遊びがある状態で縫い付けていきます。

洋服作り

このまま静かに袖を上にのせて…そしてミシンです。

ブタビク

ジグザグで遊ぶ

直線縫いの後は、ジグザグ縫いです。
これまで、粗目のシンプルなジグザグを使ってきましたが
袖部分では、細かいジグザグにしてみようと思います。
もちろんこれは自由。
どちらでも。気分で(^_-)-☆楽しんでいきましょう。

ミシン
洋服作り
洋服作り

直線縫いに寄せてジグザグをかけ、余白部分をカットします。

洋服作り
ブタへー

仕上げも慎重に

ジグザグ縫いが終わって、余白部分をカットしたところで
アイロン→ステッチと進んでいきます。

アイロンの技のところで書きましたように、縫い代を手前に折る方法を使って
アイロンをかけていきます。

洋服作り

広げて、遊びを入れた状態で、ステッチをかけていきます。
(※ステッチ幅は3㎜~8㎜、好みでステッチなしでも可)

洋服作り

アイロンの技についての記事はこちらから⇊

遊びを作ることで、きれいな仕上がりになります。

洋服作り

これで袖が付きました。

ブタはい

もう一つのポイント

ここまで来たら、もう終わりが見えてきました。

難しいポイントの衿ぐりも終わり、袖もつきました。
あとは、脇を袖下から裾まで一線で結びます。
袖口と裾を始末したら、完成になります。

洋服作り

袖口から裾までの道のりにある、脇下の急カーブ(゜゜)
今まで、いくつかのポイントを乗り越えてここまで来ました(笑)
そして、ここが最後のポイントとなります。

ぶたロール

ゆっくり!といいながら、長くなってしまいました。
ただまっすぐ一本縫うだけの袖付けですが、
きれいに縫うためには、あれこれ注意点があるのだなと思っていただけたら嬉しいです。

もしも、初めての洋服作りの挑戦であったとしたら
思うようにいかない部分も、たしかにあるかもしれません。
1着でもう嫌だ!とならずに、もう一枚縫ってみてください。
初めは、途方もなく感じていた道のりが、
次は、その道筋が見えてきて、少しだけ気持ちが楽になっていくことと思います。

枚数を重ねること。どんなに時代が進んでも、
手作業は、それに勝ることはないのだと感じています。

ブタはーい

暑い日でしたね。
またこんな日がずっと続くのかなと思ったら、ちょっとげんなりしてしまいました。
健康には十分注意していきましょう。

楽しいことしていこうヾ(≧▽≦)ノ

ブタ扇風機

ではまた♪

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