見返しのお話です。
洋服を作るとき、切っても切れない、忘れてはいけない部分。
見返しっていったい何?それ必要?という人もいるかと思います。
見返しは必要です。そして、とても大切な部分です。
ここが決まれば、洋服作りもほぼ成功。
見返しがあるから、洋服作るの躊躇するわ~という人も…いるwww
見返しについては、今までもいくつか記事にしてきましたので、
まずはそちらを、ざっと読んでいただけたらと思います。
世界一ゆっくりな洋裁講座ですからね。
大切な見返しは、ゆっくりじっくりと語ります(笑)
やり方は一つじゃない
見返しの作り方&縫い付け方については、いくつか方法があり
どれが正しいとかは、ありません。
生地によって、また形などによって使い分けていきます。
つまり自分で決める…(;´・ω・)
とはいえ…💦
そんな大事な部分を自己判断って(・_・;)
本や型紙には、一応おすすめのやり方は書いてありますので、
指示通りにやればいいのですが…。
しかしながら、書いてあるようにやろうとしても
うまくいかないのが洋裁の困ったところです。
なんだかすっきりしなかったり、やりにくかったり
仕上がりに満足いかなかったりすることは、よくあります。
うまくいかないのは、ヘタだからとか自分のせいとかじゃありません。
そういうもんです。あるある(笑)
大切な見返し部分だからこそ、いくつもの選択肢を持っていることで
失敗も少なくなるかと思います。
頭の中を整理する
下図のように、順を追って考えていきましょう。
㊟ジグザグミシンー家庭用ミシンなどに内蔵されている模様縫い
㊟ロックミシンー布の裁ち目をカットしながらかがっていく専用のミシン
①裁ち目処理(ロックまたはジグザグ)の有無
⇊
②布と接着芯(一体型または別々型か)
- 一体型は、布と接着芯を貼ってから裁断する
- 別々型は、布と接着芯を別々に裁断してから貼る
これについてはここでも書いてます⇊
メリットとデメリット
どちらにもメリットもデメリットもあり、どちらが正解であるとかは言えないのが
また悩ましいところでもあります。
一体型の場合
メリット
歪みがない
裁断の断面がきれい
デメリット
粗裁ちした分、余分な端布が出る
(ちょっともったいない感)
別々型の場合
メリット
布の無駄が少ない
デメリット
ピタリと貼れず、断面がズレやすい
どちらの方法でも、それほどの誤差はありませんが
切り口は、ピタリと合っている方が気持ちいいですからね。
一体型を強くおススメいたします。
次回は、このややこしい見返し作りを、より正確に作り上げるために
いくつかの方法を挙げて、説明していきたいと思います。
少しだけ涼しい日が続いています。
今年は、急に暑かったり寒かったりといった傾向の夏のようです。
…毎年か(・_・;)また夏バテが心配だな…
ではまた♪
※接着芯も多種多様あり、悩むところです。今回は見返し分だけなので、とりあえず手持ちのものを試すのもあり。
手芸用の不織布みたいなものを使ったとしても、問題はありません。
ただ、布製を使った方がいいかも(^_-)-☆
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