【洋服作り】チュニックを作りましょう⑦見返し~いったい何だろう

洋服作り チュニック作り

見返しのお話です。

洋服を作るとき、切っても切れない、忘れてはいけない部分。
見返しっていったい何?それ必要?という人もいるかと思います。
見返しは必要です。そして、とても大切な部分です。
ここが決まれば、洋服作りもほぼ成功。
見返しがあるから、洋服作るの躊躇するわ~という人も…いるwww

ぶたロール

見返しについては、今までもいくつか記事にしてきましたので、
まずはそちらを、ざっと読んでいただけたらと思います。

ロックやジグザグなしで仕上げる見返し
見返しのつけ方

世界一ゆっくりな洋裁講座ですからね。
大切な見返しは、ゆっくりじっくりと語ります(笑)

ぶた考える

やり方は一つじゃない

見返しの作り方&縫い付け方については、いくつか方法があり
どれが正しいとかは、ありません。
生地によって、また形などによって使い分けていきます。
つまり自分で決める…(;´・ω・)

ブタビク

とはいえ…💦
そんな大事な部分を自己判断って(・_・;)

本や型紙には、一応おすすめのやり方は書いてありますので、
指示通りにやればいいのですが…。
しかしながら、書いてあるようにやろうとしても
うまくいかないのが洋裁の困ったところです。
なんだかすっきりしなかったり、やりにくかったり
仕上がりに満足いかなかったりすることは、よくあります。

うまくいかないのは、ヘタだからとか自分のせいとかじゃありません。
そういうもんです。あるある(笑)

大切な見返し部分だからこそ、いくつもの選択肢を持っていることで
失敗も少なくなるかと思います。

ブタ2人

頭の中を整理する

下図のように、順を追って考えていきましょう。

見返し

㊟ジグザグミシンー家庭用ミシンなどに内蔵されている模様縫い
㊟ロックミシンー布の裁ち目をカットしながらかがっていく専用のミシン

①裁ち目処理(ロックまたはジグザグ)の有無

②布と接着芯(一体型または別々型か)

  • 一体型は、布と接着芯を貼ってから裁断する
  • 別々型は、布と接着芯を別々に裁断してから貼る

これについてはここでも書いてます⇊

ブタへー

メリットとデメリット

どちらにもメリットもデメリットもあり、どちらが正解であるとかは言えないのが
また悩ましいところでもあります。

一体型の場合
メリット
歪みがない
裁断の断面がきれい
デメリット
粗裁ちした分、余分な端布が出る
(ちょっともったいない感)

別々型の場合
メリット
布の無駄が少ない
デメリット
ピタリと貼れず、断面がズレやすい

見返し

どちらの方法でも、それほどの誤差はありませんが
切り口は、ピタリと合っている方が気持ちいいですからね。
一体型を強くおススメいたします。

ブタ汗

次回は、このややこしい見返し作りを、より正確に作り上げるために
いくつかの方法を挙げて、説明していきたいと思います。

ブタペットボトル

少しだけ涼しい日が続いています。
今年は、急に暑かったり寒かったりといった傾向の夏のようです。
…毎年か(・_・;)また夏バテが心配だな…

ではまた♪

※接着芯も多種多様あり、悩むところです。今回は見返し分だけなのでとりあえず手持ちのものを試すのもあり。
手芸用の不織布みたいなものを使ったとしても、問題はありません。
ただ、布製を使った方がいいかも(^_-)-☆

アピコ接着芯 AM200 (薄〜中肉厚地用) (ホワイト、ブラック) Y[オーダーカット生地 10cm単位] 【RCP】

価格:99円
(2023/6/10 11:09時点)
感想(28件)

コメント