【リフォームのお仕事】紳士パンツの裾上げを家庭用ミシンで①♪

パンツ リフォーム

紳士用パンツの裾上げを、家庭用ミシン1台でやってみた(^_-)-☆

いつもは購入したところでお願いするのですが←面倒なので
今回は、家庭用ミシンでどこまでできるか・・・と持ち帰ってやってみることにしました
(※社長のものなので、失敗しても問題なし((´∀`)))

パンツ

パンツの裾上げは、いくつかの工程で構成されます

  • 試着して長さを決める
  • 股下をはかる
  • 必要なヘムを残して印をしてカットする
  • 靴ずれを作る
  • 靴ずれを縫い付ける
  • 出来上がりに折る
  • 裾上げをする
  • 仕上げのアイロンをかける
  1. 靴ずれを付ける
  2. 裾上げをする

少し長くなるので、2回に分けてお届けしたい思います
今回は、1.靴ずれを付けていきます

パンツ

使用ミシン

今回使用したのは、JUKI Exceed Quilt Special
直線からジグザグ、ボタンホールと何もかもできて、そして調子もいい
このミシンの前に座ったら、できるだけ動きたくないので
となりにアイロンを置いて、スライド移動・・・(*^^)v

これで頑張ってみます
まずは直線縫い、台をフリーアームにして、裾をそのまま入れて縫っていきます

ミシン
ミシン
ミシン

測っていく

試着して長さが決まったら、股下を測っていきます

左右同じ位置に股下の位置に印を付けます
チェックや縞などは、合わせるようにします

パンツ

股下の印を、パンツ外側に写しとり、
前、出来上がり位置、後ろ、靴ずれ付け位置に印をします
ものさしなどを使って、正確に股下側、反対の外側にも印をします

パンツ
パンツ

ヘム(裾の折り返し分)をとっていきます
たいてい8~10㎝残します

靴ずれ分は、ポケットなどにも入っていますが、
裾を使いたい場合は、ヘム分を調整します
(↑ロックミシンがかかっているので、できたらいここを使いたい)

パンツ

靴ずれを付ける

裾から切り出した布を、折って靴ずれを作っていきます

パンツ

印をした位置に、靴ずれを付けていきます
ミシンはフリーアームに、ミシン目は通常で大丈夫です

パンツ
ミシン
ミシン

後ろ中心線と靴ずれの中心を、合わせてピンを打ちます
その時、裾線よりも少し靴ずれが出る形になります

靴ずれ端から縫いはじめます

出来上がり線を目印に
少し中にからはじまり

中央で少し出て

そして端は中に入る

そのまま一周して戻ります

パンツ
パンツ
パンツ

本体が、靴などで擦れないためのものなので
本体よりも靴ずれは、必ず出ていることが必要になります

仕上がりは、このように後ろ中心部分に靴ずれが見えている形になります

パンツ

フリーアームを使うと、思いのほか楽々につけることができました
思うようにできない・・・という場合は
しつけで軽くとめてもいいですし、手芸のりで軽く貼るという方法もアリです
どちらもがっつりではなく、中央部分のみとかなど
軽くとめる程度にしておきましょう(^_-)-☆

ブタなく

はじめはうまくできなくても、回数を重ねるうちにだんだんできるようになってきます
まずはやってみる事
工業用・職業用のミシンがなくても家庭用ミシンだけでも
工夫次第でいろいろなことができます

もちろん、大きいミシンはそれなりに、ミシン目もきれいで馬力もあり
自分の思い通りに動いてくれるいい働きをしてくれます

・・・・・・あるに越したことはありませんが
手持ちの自分の家庭用ミシンを、大事にていねいに取り扱っていきましょう

「やれる?これ行ける?」と時折話しかけるような気持ちで
ご機嫌を伺いながら、共にソーイングをたのしめたらなぁ・・・と思います

ブタみしん

こんなコロナ期の梅雨時☂
ソーイングでちょっとだけ楽しい日常に(^_-)-☆

ではまた♪

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