縫い代は何センチ?迷ったときの基本ー 縫い代のお話① ー

縫い代 コラム

縫い代で迷う話

「先生、ここは縫い代何㎝ですか?」

教室の中で、何度となく繰り返される質問です。
型紙に書いてあることもありますし、本に載っていることもあります。
何度か洋服を作り、同じような箇所を裁断してきたはずなのに、
作業が始まると、また迷います。

ブタ汗

何度も繰り返してきたはずなのに、作業が始まると、また迷います。

「先生、ここの縫い代は何㎝ですか?」

そのたびに私は、
「ここは1㎝ですよ。曲線なので、あまり広く取りすぎない方が扱いやすいですね。」
「ここは1.5㎝にしましょう。直線に近い部分なので、少し余裕がある方が安定します。」
と答えます。

「これは前にも言いましたよね」と、ジョークを交えながら。

「もう、全然おぼえてなーい」と、生徒さんは明るく答えてくれます。

もちろん、忘れることを責めているわけではありません。
やり慣れない作業に初めて取り組めば、すぐに覚えられるはずはありません。
1度、2度、何度も繰り返すうちに、少しずつ記憶に定着してくるものです。

だから忘れるのはいいのです。
そのたびに確認するのもいいのです。

でも、これが自分でさっと判断できたら――
もっとスムーズに作業が進む
と思いませんか?
今日はそんなお話です。

ぶたぺこり

基本の目安

縫い代は、基本的に
1㎝か1.5㎝、そして裾
これだけ覚えておけば大丈夫です。

洋服は、細かい切り替えを除くと、基本は次の5か所です。

衿ぐり
・袖ぐり
・肩
・脇
・裾

まずはここを覚えておきましょう。

肩、脇 …… 1.5㎝
衿ぐり、袖ぐり …… 1㎝
裾 …… 3~4㎝

まずはこの目安を知っておくだけでも、迷うことがぐっと減ります。

縫い代
ブタはーい

なぜ変わるのか

縫い代が1㎝と1.5㎝に分かれるのには、理由があります。
よく見てみると、形に違いがあるのです。

衿ぐりや袖ぐりは曲線が多く、
肩や脇は比較的直線に近い
部分です。

この違いが、縫い代を決めるヒントになります。
こうして見ていくと、型紙に縫い代が書かれていない場合でも、
自分で判断しやすくなってきます。

ただし、これはあくまで基本の考え方です。
実際には、さらにいくつかの判断基準があります。

このあたりが分かってくると、
縫い代を自分で考えられるようになります。

縫い代
ぶひ子

次の記事へ

縫い代には、もう少し深い考え方があります。
ただ「1㎝か1.5㎝」と覚えるだけではなく、
理由を理解すると、応用がきくようになります。

次の記事では、縫い代が変わる理由について、
もう少し詳しくお話ししていこうと思います。

ブタ体操

また楽しみにしてもらえると嬉しいです。

講座ロゴ

ではまた♪

コメント