コンシールファスナーを付けよう~実践・片押さえ

コンシール 洋裁

考えてみました(`・ω・´)
ミシンの付属品にあるファスナー付けの押さえでできないものでしょうか?

コンシール用の押さえを使えば、きれいにスムーズに縫えるのですが
ちょっとやりにくい、針先が見えにくいなどあり
ファスナー押さえ(片押さえ)を使いたい
コンシール用も便利だけど、やっぱり片押さえが一番、という人はいます

今回は、専用押さえを使わずに、付属品で頑張ってみましょう

ファスナー
ファスナー

片側がすっきりとあいているので
針落ちの位置が、しっかりと目で見て確認できるのが便利です

専用押さえを使った実践編はこちらから

準備

ファスナー務歯にぴったりに沿わせて縫っていきます
押さえの中央付近に溝があり、その中に針が落ちるようになっているため
ギリギリに寄せても、務歯を縫い込んでしまわないように工夫されています

まずはシミュレーションしてみましょう

コンシール
工業・職業用と家庭用

縫い止まり位置まで縫い、空き部分に仮止めミシンをかけ
さらにファスナーと縫い代をとめます
ノリでもいいですし、縫いとめてもいいです

準備についてはこちらの記事を参考にしてください
↓↓↓

スライダーを縫い止まりより下げたら、務歯をアイロンで広げます
あまり高温だと危険なので、様子を見ながら、ゆっくりしっかりかけ
務歯を広げてしまいましょう

コンシール
コンシール
コンシール
しっかり広げてしまって大丈夫
高温に注意⚠

家庭用

押さえをファスナー付け用に替えます
務歯ギリギリに押さえを寄せ、縫い止まりまで縫います
返し縫いをして終わります

次に、針が反対側に来るように押さえを付け替えます
同じように、務歯に寄せて縫い止まり位置まで縫います

コンシール
コンシール

スライダーを引き出して完成です

工業・職業用

次に、工業・職業用ミシンも、ファスナー付け用押さえに替えます
まずは、右側片押さえです
家庭用にくらべて、細く不安定な気もしますが、針位置はしっかりと見えます

こちらも務歯に寄せてギリギリを縫っていきます
次に、左側片押さえに替えて、反対側も同じように縫います

右側片押さえで、本体を反対にして
縫い止まり位置から上へと縫うこともできます
押さえを替える手間が省けます

コンシール
コンシール
コンシール

スライダーを引き出して完成です

くらべてみた

仕上がったものをくらべてみました

仕上がりや使用感はそれほど変わらなかったのですが
横に引っ張って、ファスナーの見え具合をくらべてみました

針落ちと務歯との距離が、そのまま出ています
家庭用ではより安全に、押さえよりも少し中の方に針が落ちるようになっています

工業・職業用の方は、本当にギリギリの位置に針が落ちています
務歯を縫ってしまうのでは?と心配になるくらいです
もちろんそんなことはありませんし、ギリギリきわを縫ってくれています
こちらは、横に引いてもほんのちょっとだけファスナーがみえるだけです

コンシール
コンシール

まとめ

仕上がり、使用感、難易度ともに、やはりコンシール用の押さえが一番でした

家庭用でも、工業・職業用でも、
専用押さえを準備した方がいいようですね
ストレスはなるべく減らして、ソーイングライフを楽しんでいきましょう(#^.^#)

コンシール

でも・・・おまけ

使用感も仕上がりもいいけれど、時間はどうでしょうか
仮止めしたり、ノリで貼ったり、ほどいてみたり・・・
仕上がりを重視したいから、ある程度の準備は当然、という考えもあります
色々な準備、全部飛ばして、いきなりファスナーを付けられたら・・・
もちろん最初は無理でも、何本か付けるうち、練習を重ねたら、もっと気楽にできるのなら・・・

きっともっと気軽にコンシールを使えそうな気がします
そしてもっと洋裁が楽しくなるはずです

ブタぽ

次回は、いきなりコンシールをやっていきますね~

ではまた♪

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