一冊の本を薦められる・・・
実際には、おススメの本が何冊か並んでいて、
その中から気に入ったものを選ぶ、というスタンスですが(^^;
今年初めて降った大雪の翌日
久しぶりに参加した文章講座の事です
たくさん並べられた本の中から、向田邦子さんのエッセイを選びました(・.・;)
自分でも意外だったな・・・
『もっと大きな「人生」「一生」という目に見えない大時計で、自分だけの時を計ってもいいのではないのでしょうか。』
(向田邦子「時計なんか恐くない」より)
その時の講座で紹介されたこの一文が
少しばかり心に引っ掛かり
この人のエッセイを、読んでみようかと思ったのです
向田邦子さんと言えば、脚本家、
中でも『寺内貫太郎一家』を書いた人というイメージしかありませんでした
エッセイストとして、また小説家としてもたくさんの作品を世に出していることを、
講座を受講するまで知りませんでした・・・(ーー゛)
通い始めてから、向田さんの作品をいくつか目にし、
読んで、理解してきたつもりでした。
しかし今回は、以前には感じられないような気持ちの揺らぎがありました
ここ何ヶ月か、妙に落ち着かず、
いつもせかせか何かに追い立てられ、
どうしようもなくフワフワしているようなこの気持ち・・・
その思いと文章がリンクしていくように感じました
ついつい慌てて、あれこれとせわしなく過ごしてしまう日常
もっと落ち着いて、もっとゆったりと過ごしてはみませんか
そう言われたような気がしました。
同じ文章でも、読む時期や、その時の年齢によって、
その時々で感じ方やとらえ方が、いろいろ変わってくるものだな・・・
当たり前の事なんだけど、今回あらためて感じました
そして
いつも自分の好みの本ばかりではなく
たまには、すすめられた本を読んでみるのは大切だな・・・と
1週間寝かせて←(゜o゜)
1週間後に読み始めて←(゜o゜)
でも家だとついつい眠くなってしまったので←(。´・ω・)?
カフェにて熟読(*”ω”*)
読んでみたら、共感できることが多々あり(>_<)
以前読んだ時は、もっと薄軽い感想しかなくて
そういうもん?なんて、どこか他人事のような気持ちだったような気がします
今回は、まあ年代も全然違うので、表現や言い回しなど
多少理解が、追い付かないところもありましたが
それでも、わかるわかる!という箇所も、いくつかありました
やっぱり、いつもかんたんな読みやすい本ばかり読んでいるためか
こういう読み応えのあるしっかりした文体・・・は、なかなか難しいな
だから眠くなる・・・(ーー゛)
もう少し他のものも読んでみようかなぁ・・・と思う冬の午後でした
カフェだと寝るわけにはいかないのでいいね・・・
ではまた♪
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